2014年10月22日水曜日

山口創先生の推薦文

11月から、「寄り添う触れ方の技法」という新しいクラスを

行うことになり、その告知でいろいろなことを考えたり、
今まで行っていなかったことに取り組んだりしています。
久方ぶりでチラシも作りました。
山口創先生に推薦文をいただきましたが、
とても素敵な推薦文なので、ここにも掲載します。


山口 創先生

「手の治癒力」著者、人間科学博士、臨床発達心理士、桜美林大学リベラルアーツ学群専任教授
寄り添う“触れ方”の技法とは、触れる人と触れられる人の双方にとって、身体を通じて相手と共感し、相手を受け入れ支えるための技法だといえるでしょう。
自分の存在を感じ、受け入れるためには、相手からしっかりと、しかも優しく丁寧に触れられることが必要です。そのような身体レベルの交感を体験することで、人は深いレベルで生きるための支柱となる実在感を感じることができるでしょう。
在宅医療を受けている方や緩和医療を受けている方は、将来への不安や身体の痛みや苦痛に、日々苛まれていることでしょう。孤独感に怯え自尊心をすり減らしているかもしれません。確かに私たちはそうした不安や苦しみを体験することはできません。しかしそうした人たちに寄り添い触れることで、それらに共感して少しでも癒してあげることはできます。寄り添う触れ方の技法は、そのような仕事に関わる医療従事者すべてにとって、ぜひとも体験的に習得してほしい技法として推薦いたします。

一般社団法人ゆったりセラピー協会 http://bodyworkjp.org


「寄りかかり」の心理的抵抗

最近、私の中でちょっとしてブームになっているのは、
”「寄りかかり」の心理的抵抗”ということ。

やっぱり、というか、そうなのか、というかなのですが、
「寄りかかり」ということは、思ったよりも難しいらしく、
受講生のみんなは苦労しているみたいです。
うちのスタッフもうーん、これでいいのか〜?と
悪戦苦闘しているらしいです。

あるとき、サロンで練習しているうちのスタッフの姿をみていると
寄りかかりの練習をしていた一人が、
にゅーっと脊柱起立筋へ寄りかかってみて
あれこれやってみて、
(練習してたんですね)

「麻莉さーん、これでいいですか〜」
と聞きました。

私は、にやにやしました。

いつか、メルマガでも言ったけど、
剣豪宮本武蔵なんであります。
技が決まっているとき、というのは、
身体感覚としては、「これだ!」という気持ちよさ、
切れ味、というものがあるので、自分で明確にわかるのです。
もし、なんか違うかも〜と感じたら、
そりゃ、違うんですね。


という訳で、私のにやにやにはっと気付いた、
ようでありました。

練習につきあっているとき、
外側からみていて、体の使い方を細かくチェックして、
寄りかかりの質を精査して、これだ!というところに
到達してもらえる、ことは多いのですが、

これが、本当に面白くて、
ほんのちょっとした角度や、腰の引き具合が
寄りかかりを阻んでいるのです。

寄りかかりたくないのでそうしています、
というようなからだの使い方を
ようするに、そのままどーんといけばいいのに
なんか、ちょろと自分のからだをその人なりの
方法というか癖でそらしてしまう、
無意識のうちにそれをしてしまう、
よって、十分に寄りかかれない、
感覚として明確にならない、
みたいなことが起こっているのです。

これは、どのように人に向き合うか、
あるいは向き合いたくないか、
普段の人間関係の癖がそのまま、寄りかかりの
身体使いの中に反映されてしまうかのようです。

そこのところが分かって来たので、
最近、私は自分のセッションを行うとき、
自分自身の寄りかかりの質ということを
より精査するようになりました。
とても、面白く、深いです。

クライアントとより、深く出会えているような
そんな実感を感じています。