2016年4月23日土曜日

「しびれ」は、薬の副作用の場合がある。

町中で、リラクセーションサロンを開いていると
どうしても、「これをなんとかしてほしい」という方がいらっしゃる。

聞くと、医者を含め、あちこちの治療院にいってみたが
改善しない、ここなら、なんとかなるかと思って、
という意味合いのことをおっしゃることも多い。

というわけで、治療行為はできませんよ、
と但し事を言って、加えて、心身共にリラックスされることで
何かは、改善されるかもしれませんね、
というスタート地点から施術を始めることになる。



これは、おととしの夏の私の叔母の話:
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少し前、おばが何回か続けて施術を受けてくれた。ゆったり整体である。
オイルを受けてほしいところだが、やはり洋服を脱ぐのが、億劫なのだ。
着衣のものであれば、気楽らしい。若々しく見えるのだが、78歳になったという。

夏の疲れか、少し調子が悪いらしかった。
草取りに精を出しすぎて、肩が凝ってしまってつらいし、
左足がしびれる感じがするという。

おばは、夏に入る前に風邪を引いたと思って医者にいくと、
検査が必要ということになり、検査のために4日間ほど入院し、
結果、結核菌が肺に巣くっていることがわかったのだった。

投薬治療が始まった。
退院後も、しばらく体調が優れなかったが、薬が効きだしたのか、
だんだんと回復し、孫たちとちょっとした旅行に行ったり、
この年代の人たちは、草ぼうぼうにしておくなんてできないから、
いつものように草取りに精をだしたりして夏を過ごしていた。

おばは、詩吟をやっていてときどき発表会のような会があるらしい。
そういうときにゆったり整体を受けにきてくれる。
施術を受けた後は、声が出やすくなるのを知っているのだ。

そのときも詩吟の発表会もあり、草取りで肩凝りもあり、
なんだか左足がしびれる、というので、3回くらい続けて受けてくれて、
やっぱり声が出るようになる、と喜び、肩凝りが解消したと喜び、
が、しびれはどうも改善しなかった。

股関節まわりと、足首を念入りにしてみたが、
確かに外側が(いつものパターンだが、)緊張気味で、かといって、
足首の可動や股関節の可動に特別気になる感じもなかった。
顔色も少しづつよくなっているようだったので、さして心配もしなかった。

私は9月に入って本格コースなどで忙しくしていて、
おばと話す機会がしばらくなかったが、先日、お茶飲みをした。
すると、足のしびれは、薬の副作用だったんだよ、という話になった。
聞くと、とうとう両足がしびれるようになったので、検査を受けた総合病院ではなくて、
いつもみてもらっている医者に行って、そのしびれを訴えたところ、
薬の副作用かもしれない、ということになったんだそうだ。
その肺の薬は、ビタミンB群をたいそう吸収するらしく、
そのせいで神経系が麻痺する場合もあるということで、肺はまた悪くなるかもしれないが、
薬を減らすことにし、ビタミンB群も摂取することにした。
すると、しびれはすっかりなくなったという。
それで、やっぱり副作用だったんだということになった。

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この話は、何か調子の悪さを訴える方で
医者の投薬を受けている場合、
薬の副作用の場合もある、ということを知っておいたほうがいい

ということで掲載します。

==

この話の後日談。

さて、2年後の今、叔母はまだその肺の薬を飲み続けており、
実はしびれが戻ってきている。

本人いわく、(肺の)薬はもうやめてもいいと思うんだけどねぇ。
でも、医者はやめろと言わないし。
でも、しびれるんだよね~

明らかに、しびれ感が、彼女の生活の質を落としている。
でも、たぶん、医者はそれよりも、結核菌が活性化するのを
恐れて、その可能性をつぶしておきたい。
じゃ、ちょっと、やめてみようか、とは言わない、(はず)

同居している息子は、やめればいいじゃん、と言う。

私の立場からは、そう気楽にやめればいいじゃん、とは言えないので、
施術を受けてもらえる機会には、どこがどうしびれるのか、
感じてもらうべく、 入念に触れさせれていただいている。

自己責任という言葉も聞くけど、本人の選択だけに任される、のは
ちょとつらい感じがするし、違う感じもする。
そして、しびれが 続く。

(医者を変えてみるか?なのか。)

叔母は、今年80歳になった。

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個人セッションに軸足を移す。


昨夜の満月は、満開の桜と重なって
とても美しかったです。
写真は、ちょうど午後10時過ぎ、大沢温泉山水閣をでたときに
駐車場へとむかう坂道の途中で写したものです。

自分から明確に意図したことではなかったのですが、
去年の後半は、約18年ぶりに一人でスペースを占有し
個人セッションに取り組むことになりました。
花巻市内の山水閣内のサロン、リラクセーション水心と
町中のゆったりサロン絆、2つのスペースを占有しているのは
我ながら、贅沢なもんです。

東京に事務所を構えて個人セッションを行い始めたのが1997年(たぶん)、
早稲田に自前のスペースを移したのが、1999年(現、テイクイットイージーさん)、
その年のエサレンボディワーク資格コースの卒業生から、
委託サロンスタッフや、事務スタッフに何人か入ってもらいましたし、
2007年に東京から本拠地を移した際もすでに花巻には
サロンスタッフには入ってもらっていました。
よって、去年9月末にサロンスタッフが花巻を離れるまで
常に、サロンスタッフとともに
セッションスペースを維持してきたことになります。
指折り数えてみると、18年にもなりました。
(びっくり)

これに関しては、私なりのこだわりがいくつかありました。

ひとつは、セッションスペースの密室性を懸念していました。
個人セッションというものが、クライアントのプライバシーにかかわるものであれば
そこには守秘義務というものが発生し、ある意味での密室性が要求されます。
しかし、クライアントの人権、同様にセラピストの人権が
健全に維持されるには、「完全密室」ではどちらにとっても
安全といえる環境ではないのでは?
という考えがあったのです。

私が、東京で個人セッションを始めたときは、
間借りでしたけど、南新宿にある大きなマンションの一室で、
いわば、大都会の真ん中で初めて出会う見知らぬ人と2人きり、
という環境だったんですね。
いらしてくださる方には、そこで一糸まとわぬ姿になってもらわねば
ならないわけですから、今思うと
大変なリスクを負っていただいていた、とちょっとどきどきします。

いずれ、セラピストは、個人セッションに際して自分が負うリスクはもちろんのこと、
クライアントが負うことになるリスクについて、熟知している必要があると思います。

そのうえで初めて個人セッションというものが成り立つ、と思います。
プロフェッショルとして、個人セッションを行うということは
その認識がきちんとあるかどうか、ということが必須、だと思います。
技だけできても、プロとはいえない、のだと思います。

こういったことは、倫理、ということになるかと思うのですが、
協会を設立して、倫理綱領をきちんと定めて
大学の先生方に倫理委員会を組織していただきましたから、
私は、十数年かけて、そこの懸念をクリアした、ということになります。

かなり、しつこい性格です。

そうしてみると、
いままで、しつこく、セッションスペースを共有してきた意味合いというのは
薄れました、というか、それをいま実感しています。

私がセッションスペースを自分だけが占有しないで
常にサロンスタッフを置いて「共有」してきた背景には、
そういったこともあったなと、思うわけです。

がしかし、サロンスタッフにとっては「共有」という感覚ではないのだろうな
とも思います。
麻莉さんの下で働いている、みたいな感じでしょうか?

ま、いつでもそういうギャップはあるんでしょう。

いろんなタイミングが、図らずもズレてしまい、
意図せず、一人仕事になってしまってますが、
あれっ?これでいいや、みたいなことになっているって話でございました。

協会が動き出して、教えるという仕事を共有化する道筋を
とりあえずはつけることができた今、
残りの時間をもっと、個人セッションに費やそうと思うのです。

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