2019年9月7日土曜日

「満たされない」へのひとつの答え

【「満たされない」へのひとつの答え】

ゆったりセラピーは「和の身体技法」を使います。現代に生きる日本人が忘れてしまった数々の智慧。

そのように触れていくことは、実は、私たちに感覚の扉を開くことになります。ゆったりとした、幸せや豊かさを受け取っていく世界。触れている人にも、触れられている人にも。



なにか満たされない。


そんな感覚があるとしたら、
「ゆったりセラピー」はその答えのひとつにもなるかもしれません。


まずは入門講座で体験してください。


ゆったりセラピー入門講座
 https://bodyworkjp.org/nyumon-ippan/

フェイス・ヒーリング入門講座
 https://bodyworkjp.org/nyumon-face/

社)ゆったりセラピー協会
https://bodyworkjp.org/


ゆったりセラピーは、エサレンボディワークが元になった
リラクゼーションマッサージの体系です。



2019年8月18日日曜日

固有感覚に働きかける

ゆったりセラピストの鎌田麻莉です。

先日、心で触れるボディワーク無料オンライン講座で

「固有感覚」をテーマにしました。

ご参加いただいた方から

「よかった」という声をいただいて

一人盛り上がっている私。。


確かに、「固有感覚」って

解剖学を勉強すると

一応習うことにはなるとは思いますが、

多くの人は、多分、ピンとこず

記憶の底に埋もれていってしまい、

なんのことだっけ?

という風になってしまいがちのことかなーと思ったり。



固有感覚とは、平たく簡単にいうと

筋肉や腱の感覚、ということかな~



筋肉や腱にも

感覚受容器が存在するんですよね。


触覚は皮膚に存在する

様々な感覚受容器によって捉えられ、

通常は識別感覚系を通して大脳皮質に送られるのでしたが、
,

触覚が自己認識にとって

重要な意味を持つことや


特にゆっくりと触れられると

原始感覚系が働いて、

大脳皮質全般が刺激され

心地よさや安心感などの

情動が喚起されることや


また、愛情ホルモンとも言われる

オキシトシンが脳内で分泌されて,

(正確には、オキシトシンの前駆体が
脳内で神経伝達物質として働くということと思いますが)

それが、他者との繋がりやリラックスを促進することなどが

知られていますよね。


皮膚には、様々な働きがありますが、

感覚器官でもあって「触覚」が、皮膚に存在すると

私たちセラピストは、当然のことながら知っています。


では、筋肉や腱はどうでしょうか?

実は筋肉や腱も感覚器官としての重要な働きを持っていて

それらで捉えた感覚を固有感覚と呼ぶんですね。

皮膚に、様々な感覚受容器が存在するように

筋肉や腱にも感覚受容器が存在し、


解剖学を少し思い出してもらうとすると

それらは筋紡錘、腱紡錘と呼ばれていて

筋肉の伸び具合や緊張具合をリアルタイムで大脳に伝えています。


そうした感覚は、いわば、からだの内側の感覚とも

いえるものです。


リアルタイムで全身から送られる

膨大なこの固有感覚情報は、

通常は無意識レベルで処理されているのですが、


触れる、とは、そうした無意識レベルの固有感覚情報の

一部にあたかもスポットライトを当てるように

意識化する行為でもあると私は常々感じています。


どのように触れるのか、

という問題は、

どのように、触れられている人の意識を

固有感覚情報に開いていくのか(意識化していくのか)

の問題でもあるのです。

つまり、触れる、ということは

自身のからだの内側の感覚に「気づく」ということを

ガイドする行為なんですね。


もし、セッションに”寄りかかって触れる”こと

そして、”動きを使う”ことをしないと

膨大な情報源である、筋肉や腱によって捉えられている

固有感覚にアクセスしないことになり、

十分なからだの気づきというものが

生まれないのではないのかな、と思うのです。


つまり、私は、皮膚表面を撫でるように

ゆっくり触れるだけでは

十分な触覚の喚起にはならないんじゃないのかな

と感じているわけなんです。

それだと、触覚の半分だけにしかアクセスしない感じなんですよね。


寄りかかりでは、筋繊維の走行方向を捉えて

その角度や場所が正確であることは

固有感覚を十分に喚起するには必要ですし、

また、動きを使う(揺らしやムーブメント)では、

関節の自然な動きを阻害しないようにしていかないといけません。

こういうことを練習したり探求したりすることは

ボディワーカーにとっては

面目躍如といったことなのではないかなーと思います。


また、習熟、や熟練といったことが

ここでは必要になってくると思うのです。


さて、この時間がかかるそんなところをですね、

ゆったりセラピーの基礎講座や

心で触れるボディワーク本格コース

フェイス・ヒーリングコースで

じっくり時間をかけているのであります。


自ら感覚し、納得していくということには

それなりの時間がかかるものです。

だから、すぐにできるようにならないからといって

また、すぐにわからないからといって

自分を責めなくてもいいのです。


さてさて、よかった、といってもらえた

心で触れるボディワーク無料オンライン講座

「”感覚器官”としての筋肉と腱 固有感覚」の録画は

下記のアドレスからご覧いただけます。

  https://youtu.be/cvRPp5iEbVA





ではでは、今日も

一期一会の

セッションを!!


【2019年度<秋冬>心で触れるボディワーク本各コース】

レベル1 2019年9月30日(月)ー10月5日(土)
レベル2 2020年2月3日(月)ー2月8日(土)

詳しくは、こちらから
https://bodyworkjp.org/course-honkaku/



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 <心で触れるボディワーク無料オンライン講座>
   ー毎月一回中継 ー

詳しくはこちらから
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鎌田が行うゆったりセラピーのデモンストレーション

<ゆったりセラピー施術の要オンライン講座>
詳しくは、こちらから
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施術者養成 3つのトレーニング


ゆったりセラピー基礎講座

心で触れるボディワーク本格コース

フェイス・ヒーリングコース

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2019年7月20日土曜日

正直なところ・・・

社)ゆったりセラピー協会を設立して6年、 

今では、ゆったりセラピーの基本的な手法として

「寄りかかり」があるよ、という認識ですが、

正直なところ、この認識にたどり着くまでに

大変な時間を要しました。
 
 
 
 
というのも、私にとって

寄りかかり感を感じながら

ロングストロークを行うのは

30年前にエサレン研究所で最初のトレーニングを

受けている当時から、
 
いわば、自然に実践していたことだったのです。

なので、他の人も当然そうなのだ、

と思っていました。
 
だから、特別にとやかく言うようなことでもない、と思っていたのです。 
 
 
ところが、1999年から2007年にかけて

エサレンボディワーク資格認定コースを

最初に日本で主催することになり

その受講生の方々のセッションを受けるようになると

なんかちょっと違うなと感じることがありました。
 
 
でも、そのちょっとの違いに注目するよりも

エサレンアプローチをたくさんの方が

熱心に学んでくれることが嬉しくて

そのちょっとした違い、なんだかわからない違和感に

こだわることはないのではないかと思いました。

「これでいいのだ」と

自分自身に言い聞かせていたことを思い出します。


でも、のちに自分でコースを教えるようになり

いくつかサロンも運営して

受講生やサロンスタッフと向き合っていくうちに

その違和感は、次第に大きくなっていきました。

その違和感とは、
 
 
 「あれっ?皆、本当には寄りかかっていないじゃん、なんで?」

というものでした。


そして、のちにゆったりセラピーの施術の中で

基本のからだの使い方と提唱している

「同手同足」ではなくて

私が逆手(ギャクテ)と呼んでいる

体軸を捻って、触れていくやり方を

多くの受講生が「自然に」行っていることにも気づいていきます。
 
 
 
 
最初は、いろいろなからだの使い方があるものだ、

そういうやり方もあるのだなー

と呑気に思っていて(笑)

黙って見守っているだけだったのですが、


実は、そのからだの使い方が

寄りかかりを阻み、

しかも手のひらの感覚を鈍らせて、

加えて、からだも痛めやすいということに

気づいていきます。


そして、「寄りかかり」を含む

私の思うエサレンアプローチの

タッチの質を実現するには

どうしても、このからだの使い方に取り組まないと

いけないのなだという結論に達します。
 
この結論に達するまでに
 
実に10年くらいかかっているんです。
 
なんでそんなに時間がかかったかというと
 
みんなが「自ずと」やっているのだから、
 
それでいいんじゃないのかな、
 
わざわざ、からだの使い方を”直す”べきではないんじゃない?
 
と自問自答していたのです。 

 
こうして、本格コースに参加してくれる受講生の

からだの使い方とタッチの質を
 
まずは、観察していくことになるのですが、

ほとんどの人が、

逆手で、そして、自分は感じない、と思い込んでいるのです。


驚愕でした。


なんでこんなことになっているのだろう?
 
 
自分にとっては、自然なからだの使い方が

多くの人にとっては特別なものであり、

私が当たり前と思って誰でもがそうしているであろうと
 
信じていた、からだの使い方は、

いわば、生きた化石のようなもので

そういう意味では、知らずに、私自身も生きた化石のような

存在になっていた、というわけです。
 
 

 
私は、東北の小さな町に生まれ育ち、父も母も農家の出身で
 
小さい頃はたくさんの手作業の農作業がありました。

祖母や祖父は、まだ着物を着ていて

父も家に帰ると丹前と呼ばれる着物に

さっさと着替えていたことを覚えています。

私の産着は、多分母の手縫いのガーゼの

着物だったでしょう。

着古した浴衣を解いて作ったおしめをあてがわれていたはずです。

子供の頃は、

何かにつけて着物を着せられていました。

(とはいえ、洋服の方が

オシャレだと思っていたと思いますが。。)


そんなこんなで、

今思えば幸運にも(偶然にも)

私のからだには、昔の日本人の身体感覚が

染み込んでいたのだなと思うのです。

それが、エサレンアプローチに出会って

花開いた、というか、温存されたというか、
 
プログラムとして呼び出された というか。

 
不思議なご縁でした。
 
 
 
 
 
もし、あの若かりし頃

エサレン研究所で、”施術者として生きる”と

決断しなかったら、

私のからだの奥深くに眠っていた

和の身体技法を、こんな風に

ゆったりセラピーとして皆さんにお伝えすることもなかったし

多分、私とて、使うことのない 和のからだの使い方なぞ、

すっかり失っていたに違いないのです。
 
 
 
現代日本は、すっかり西洋化しています。

明治維新以後行われた軍国教育によって

からだの使い方も軍隊式のものに

徹底して教育されました。
 
それも”西洋化”の一端だったのです。
 
それが今、皆さんが普通だと思って何も思わず
 
自然にそのように体が動く、というレベルのからだの使い方です。
 
 
この西洋化されたからだの使い方を染み込ませる軍国教育は、

戦争に負けて、大日本帝国が消滅しても続けられ、

今もまだその軍国教育は、続けられている
 
と考えなくてはなりません。 
 
 
幼い時に何気に教育されて、
 
しかも繰り返されたからだの使い方は
 
無意識レベルに深く刻まれ沈み込みます。
 
それらの動きは、私たちを、息苦しさと
 

なんとなくの違和感と、満たされない気持ちに
 
追いやっているのいるではないでしょうか。 
 
 

こうして、恐怖と不安が、全ての行動の源になるように
 
からだとしてシステム化され、本来のゆったりさが失われていくのです。
 
 


 
そうした中で、ゆったりセラピーを通して

昔の日本人なら普通に行っていたと思われる
 
そして親から子へと少なくとも数千年の単位で受け継がれてきた
 
本来の、自然なからだの使い方をお伝えできることは

ちょっと複雑な気持ちながら、喜びです。
 
 
 
昔の日本人は、もっとゆったりしていたはずです。



ゆったりセラピーは、

やすとみ歩(あゆみ)さんが言うところの

魂の脱植民地化に、少しは貢献できると思ったりするのです。



また、自分自身を生きる、という

大西つねきさんの主張を聞いて、


”自分自身を生きる”ためには

自分の内側の感覚に気づいていることが必要だよね、
 
と思うのです。 
 
 
 
7月21日(日)は参院選の投票日です。


私は、この選挙戦で
 
山本太郎さんのれいわ新選組の10人の候補者の主張に

熱心に耳を傾けて

心の底から、

ワクワク生き生きしている自分に気がつきました。
 
 
 
 
 
 
 ==  
  
【2019年度<秋冬>心で触れるボディワーク本各コース】

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【書籍】

「~世界で愛される癒しのエサレンメソッド~

  心で触れるボディワーク」


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2019年6月8日土曜日

ゆったりセラピーな世界って?!

全身オイルトリートメントから

フットケアやフェイスヒーリング、着衣での全身のケア等

一連のリラクセーションの手技を提唱している

ゆったりセラピー。
 
 
 
 
そして本格的な施術者養成のコースも

受講者のニーズに合わせて


ーゆったりセラピー基礎講座

ー心で触れるボディワーク本格コース

ーフェイス・ヒーリングコースの


3種類から選択していただけます。
 
 
こうした、ゆったりセラピーの施術のコンセプトや

実際の手技の元となっているのは

すでにご承知のこととかしれませんが、

エサレンボディワークあるいはエサレンマッサージと

呼ばれる全身オイルトリートメントです。

このアプローチは、

米国カリフォルニア州エサレン研究所で生まれました。
 
 
エサレン研究所は、1962年の設立で

日本では、ゲシュタルトセラピーやエンカウンター

あるいは、センサリーアウェアネスなどの

それまで欧米社会で発展してきた精神分析では満足せず、

新しい心理療法的アプローチを求めていた人たちにとって、

メッカとして知られるところです。
 
 
また、ニューエイジムーブメントの台風の目としても知られています。

エサレン研究所は、手技療法や身体的療法のスクールというわけではなく、

新しい身体技法や、心理的アプローチを探求するセンターとして

世界に知られてきました。


そういった歴史から見ても

エサレンアプローチが内包する

心理的アプローチの側面というものは無視できないものと思います。

つまり、手技の習得だけでは

十分にエサレンアプローチ(すなわち、ゆったりセラピーですが)を

展開できない、とも言えるのです。


カラダを、物理的機械的なものとのみ規定して扱うやり方には

限界があります。

それでうまくいく場合もあるかもしれませんが、

今では多くの人たちが、それでは満足な結果を得られない

またそればかりではなく

新たな問題を抱える結果になってしまうことに気づいているのではないでしょうか。

同じリラクセーション業界然り、

はたまた医療や介護でもそうした現実に気づいていらっしゃる方は多いでしょう。


私たちは、統合的で複雑な存在です。

いつでも心とカラダは、一体化した構造であり、

例えば、どこかのカラダのスイッチを押せば瞬時に

心だけがリラックスしたり、

どこかのカラダの部分だけが緩んだり、

何かの病状が消えて無くなって全ての問題が

解決してしまうわけではありません。

(そうだったら、いいですけどね!)


また仮にそうできたとしても、

どうあっても死から逃れることはできません。

いつかは死にます。



こうしたことにどうやって向き合って行ったらいいのでしょう。


エサレン研究所の設立の目的は、

西洋文明と東洋の哲学、身体技法の融合を探求する

というものでした。

そして、設立当初は、

当時、人気講師だったアラン・アッツによって
 
鈴木大拙の伝えた日本の「禅」のワークショップが

盛んに開かれました。

週末になるとサンフランシスコあたりから

車を飛ばしてやってきて

温泉に浸かってリラックスしながら、

東洋の神秘を学ぶ、

そんなトレンドを当時のアメリカ人に提供したのでした。

私は、1990年にエサレン研究所で

エサレンアプローチの全身オイルトリートメントの施術者としての

トレーニングを受けて

その後2年ばかりニューヨーク市で実践を重ね、

日本に戻ってきましたが、

エサレンボディワークという、

西洋の新しいアプローチを身につけて戻ってきたつもりが

実のところ、その本質は、

東洋の長い伝統に裏付けされた、

いわば「心技体」であったのです。


そのことに明確に気づくのに30年くらいかかってしまいましたが。




さて、ゆったりセラピーは、

すっかり西洋化された価値観に

覆われてしまったような現代の日本にあっては、

こんな風に位置づけできるかもしれません。

西洋のスタイルと東洋の「心技体」のカラダの伝統の融合だ、と。




ゆったりセラピーを習得するのは多少難しい面があると思います。

(そのー、「すぐに身につけられます」

「3日でできるようになります」、

と言えるといいのですが、

たくさんの受講生の方々と時間をかけて付き合えば付き合うほど、

そうそう簡単にはそんな風に言えなくなりました。)


それはどうしてかというと、

カラダ に向き合わないといけないからです。

カラダは、その人固有のもので

いつかは果てるのですが、

カラダには、その人のそれまでの価値観と記憶が刻まれており、

生まれ育った地域の文化や伝統、社会的状況も刻まれているものです。


それらを超えて

心技体が融合された触れ方で触れていく

失った大切なものを取り戻す、

というのが、ゆったりセラピーなのだよ、

と思索する鎌田なのでありました。


難しい、と感じることもあるかもしれないけれど、

きっと取り組む価値があると思うのです。

早く、効率的なことばかりが求められる時代ですが、

何しろ、ゆったりセラピーですからね。


私たちの心身は、奪われた”ゆったり”さを

本当は探し求めているのではないでしょうか。



==
 
 
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2019年5月2日木曜日

心で触れるって?

メルマガ 「エサレンアプローチへの一つの明確な答え」から

(前略)

さて、私が、エサレンボディワークの施術者として

活動をはじめたのは1990年、ニューヨーク市でのことでした。

かれこれ30年くらい前のことですが、

それから、日本に戻って活動を始めて

BABジャパンさんからDVDを出していただいた時

2004年くらいのことだったかなーと思うのですが、

心で触れるボディワークと

いう言い方を考えました。


エサレンってなあに?

という質問に、エサレン研究所の成り立ちから

説明するのではなかなか大変です。

エサレンのタッチの質を日本語で言い表すとしたら

どういう言い方がいいのかなーと

あれこれ考えに考えて

”心で触れる”を思いついたのでした。

では、実際にエサレンアプローチ、

「心で触れる」とは

どんなことなんでしょう?





ここで、気をつけて欲しいのは、

「心に」触れる、ではなく

「心で」というところなんですね。

結構、ここを「心に」と読み違える方も

いらっしゃるんです。


「心で」という意味は、

触れる際に、

触れる相手の方の内側で起こっていることに

注目しつつ触れる、ということです。

これこそが、エサレンアプローチの真髄だと思います。

実は、これを実践すると

同時に自分自身の内側で起こっていることにも

鋭敏に気づいていく体験をします。

それは、様々なからだの感覚や

あるいは、感情だったり、するわけです。




エサレンアプローチの学術的背景には

ソマティクス、およびソマテティック心理学

という米国で新しく創設された

学問分野があるんですが、

そこでは、

一人称、二人称、三人称という言い方をします。

一人称とは、自分自身が感じることであり、

二人称とは、あなたと私が感じることであり、

三人称とは、第三者が、評価判断する、

ということです。

実は、同じ手技を行なっても施術者が

どの立場に立っているかで

全く触れ方の質やその手技のもたらす効果が

変化してしまうことがわかっているんです。


エサレンアプローチとは、

使う手技のことを言うのではなくて

つまりは、ロングストロークを行えばエサレン、

というものでもなく、

施術者がどの立場で相手と向き合うのか、

という問題なんですね。

一人称、あるいは二人称の立場で相手と向き合い、

触れること、それがエサレンアプローチなんです。

第三者的に相手を評価判断しない、と

ハラを決めて触れること

それがエサレンなんです。

ここが重要。


なので、私は、エサレンアプローチのことを

”「心で」 触れる”と言い換えたのです。


相手を評価・判断するために触れるのではなくて

あなたが、そして私がどのように感じているかを

最も大切にして触れていくこと

そこに立ち続けること、居続けることなんです。


それは実は”尊厳”という問題でもあると

私は常日頃考えています。


さて、ゆったりセラピーは、そのエサレンアプローチを

日本のリラクセーション業界の実情に合わせる形で

実践可能に組み立て直したものです。





私は、ゆったりセラピーのカリキュラムを構築していく中で

興味深いことに気づくことができました。


”心で触れる”には、ある一定のからだの使い方が

どうしても必要なのです。

それらを、和の身体技法を呼ぶことにしました。


どうしてかというとそれらのからだの使い方は、

和服を日常に着ていた頃の日本人であれば

普通に行なっていたからだの使い方ではないかと

思われるからです。

つまり、私たちの父母や祖父・曽祖父以前の人であれば

特別な修行など無しで普通にそれはできていた、

(のではないかと鎌田は思うのです。)


おそらく、少なくとも数千年かそれ以上の期間

からだから、からだへと受け継がれてきた

言語化されなかった庶民のからだの歴史というものが

私たち一人一人に刻まれている、とするなら、

今の私たちのからだは、それらを失ってしまっているのです。


着物を脱ぎ洋服を着て、洋風の食べ物を食べ

椅子の生活をし、洋の考えを身につけることで”

近代化し、合理化したつもりが、

実は、

”心で触れる” ためのからだの使い方を、失っていた、


逆説的ですが、

私は”エサレン”に出会い実践し、

その本質を伝えようとしたことで

何を失ったかに明確に気づかされたのです。


そして、エサレンアプローチを長年実践することで

失ったからだの使い方を取り戻していったのです。


ゆったりセラピーのディプロマコースは、

どのコースも、

”心で触れる”ためのからだの使い方を

受講生一人一人が、取り戻すことから始めていきます。

なので、”トレーニング”といったほうがしっくりきます。





今年度後半の

心で触れるボディワーク本格コース

(これは、ゆったりセラピーの全身オイルトリートメントを
身につけるトレーニングです)

の日程が以下に決まりました。


【2019年度<秋冬>心で触れるボディワーク本各コース】

レベル1 2019年9月30日(月)ー10月5日(土)
レベル2 2020年2月3日(月)ー2月8日(土)

詳しくは、こちらから
https://bodyworkjp.org/course-honkaku/


早期申込み&分割払い特待生についてはこちらから
<応募期間 2019年5月7日(火)ー6月7日(金)>

http://blog.esalenbodywork.jp/2019/05/2019.html



==
 <心で触れるボディワーク無料TV講座>
   ー毎月一回中継 ー

詳しくはこちらから
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<ゆったりセラピー施術の要TV講座>
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2019年度秋冬
心で触れるボディワーク本格コース日程&
早期申込&分割支払い特待生募集

<心で触れるボディワーク本格コース2019年度秋冬日程>が
決定しました。


レベル1 2019年9月30日(月)ー10月5日(土)
レベル2 2020年2月3日(月)ー2月8日(土)


心で触れるボディワーク本格コースの詳細ページはこちら

早期申込割引期限は、2019年7月30日(火)です。


さて、

受講料が月賦で支払えたら、もっと受けやすいのになーと思われている方

また、受講料の都合が付き難いために諦めていた方にも受講していたゞけるように

今回も「早期申込&分割支払い特待生」を募集します。

本格コースの概要は、上記のリンクページからご確認ください。

特待生は、受講料が12回分割のお支払いとなります。
以下、募集要項になります。



「心で触れるボディワーク本格コース早期申込
     &分割払い特待生」募集要項

==

お申し込み期間 2019年5月7日(火)ー6月7日(金)


ご希望の方は、下記のお申し込みフォームを、送信してください。
コメント欄に、「早期申込&分割支払い特待生希望」とお書きください。

お申し込みフォーム

応募者の中から、書類選考させていただきます。
お申し込みフォームの送信をされたら、
願書も必ず、FAX送信してください。


*願書は、上記のお申し込みフォームのページに
PDFファイルでアップされていますのでダウンロードしてください。
ダウンロードができない方は、フォームのコメント欄に
願書送付希望とお書きください。
郵送またはFAXいたします。

願書の到着期限は、6月7日(金)までです。

お支払いの詳細です。

==
特待生の決定について、6月10日(月)ー12日(月)にご連絡を差し上げます。
特待生になられた方は、6月20日(木)までに初回お支払い金額35,400円
(受講料の初回お支払い額30,000円と入会金5,400円の総額)
を銀行振込でお支払いください。
(会員の方は、初回お支払い金30,000円となります。)

その後、口座振替のお申込用紙をお送りしますので
お手続きをお願いいたします。(会員の方は必要ありません。)

 分割のお支払いは、残金を12回に割って
口座振替により、2019年9月10日からスタートします。

残金、月々のお支払い金額の詳細は以下になります;

==
■DVDセットをすでにお持ちの方は、
350,000円−30,000円=320,000円 
これに口座振替手数料130円✖︎12回=1,560円

総額 321,560円 

一回のお支払い金額 26,790円(端数切り上げ)

■DVDセットをお持ちでない方
350,000円−30,000円=320,000円
DVDセットの代金 14,800円
口座振替手数料130円✖︎12回=1,560円

総額 336,360円

一回のお支払い額 28,030円

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以上になります。


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2019年2月21日木曜日

鎌田の個人セッションin 東京 
5月6日(月・祝)&7日(火)

2019年の心で触れるボディワーク本格コース
1月28日(月)、無事スタートして、充実感を感じています!
皆さんに熱心に学んでいただけること、
そして、 講座中のアセスメントや実技試験で受講生の方の
セッションを受けること、とても楽しみにしています。

今年は、もう一度、心で触れるボディワーク本格コースの
スタートがあります。現在、日程調整中ですが、
レベル1が、10月の初めの週当たり、になると思います。
レベル2は、年を越して1月末から2月初めにかけてなので
一年後くらいになりますね。

何事も早いペースで進む世の中ですが、
ゆったりセラピーなので、ゆったり、ゆっくり、じっくり進めたいと
思います。 ぜひ、ゆったり、ゆっくり、じっくり考えて
ご参加を検討していただけたらと思います。



さて、本格コースをお考えの方は特に
鎌田は実際どんなセッションをしているのだろう?
と思うと思います。

私が普段セッションを行っている岩手は花巻の
大沢温泉までいらしてくださる方もいらっしゃいますが、
東京で受けられないの?
と思う方もいらっしゃると思います。

そんな方のために年に2回くらい、東京での機会を設けています。

次回は、 5月6日(祝・月)&7日(火)を予定しています。
ご希望の方は、 下記の日程で行いますので
日時とお名前を明記の上、ご連絡ください。
タイトル 「東京セッション予約』でお願いいたします。

会場は、社)ゆったりセラピー協会の東京オフィスにもなっている
世田谷区梅ヶ丘の Charkha(ちゃるか)です。
小田急線梅ヶ丘駅から徒歩1分です。

==

【鎌田麻莉の 心で触れるボディワーク
(エサレン®︎ボディワーク)セッション 80分】


5月6日(祝・月)
 ① 10:30-   予約済み
   ② 13:00-   予約済み
   ③ 15:30-   予約済み
   ④ 18:00-   予約済み

 5月7日(火)
 ⑥ 10:30-   予約済み
   ⑦ 13:00-   予約済み

料金は、18,000円(税込)を申し受けます。
お申し込み後に、銀行振込をお願いいたします。
お振込を持ってご予約完了となります。
ぜひ、この機会をご利用ください!!

お申し込み先メールアドレス amu☆esalenbodywork.jp
 *☆を@に変えてお送りください。
 *タイトルを「東京セッション予約」、
 本文にお名前、お電話番号、ご希望日時を明記してください。
 *会場や、お振込先等の詳細は、お申し込み後に折り返しご連絡いたします。


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社)ゆったりセラピー協会の行う
3つの施術者トレーニングのうちのどれかを 受講し、
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2019年2月12日火曜日

自分の施術に値段をつける

うろ覚えのところもあるんですが、

私の東京デビュー(笑)、1998年のことでしたが、
南新宿のマンションの一室の間借りで始めるにあたって、
自分の施術につけた最初の値段は、
エサレンマッサージ75分(全身オイルトリートメント) 13,000円
(最初は、エサレンマッサージって言ってたんですね。
それから故あって2年後にエサレンボディワークと 改名。)

です。これを書いてみて多少びっくり。

実は、21年後の今、私は岩手県花巻市の大沢温泉 山水閣内の
サロン、リラクセーション水心(すいしん)で、
心で触れるボディワークワーク80分 13,000円で行っています。
ほぼ変わっていなかった。
(もちろん今は消費税があるのでお客様の支払金額は、14,040円ですけれど)


この最初の値段をつけるときに考えたのは、
私は、エサレンアプローチを日本にデビューさせる1番目の人になる、
ということでした。
ということは、私の価格が、これから後に続く人たちの
基準になる、 果たしてこれで良いか、ということでした。

なかなかプレッシャー感、高かったです。

このとき、参考にしたのは、
その当時、青山にできていたちょと贅沢感のあるリトリートサロンの価格。
また、東京都内では、わずかながら、アロマセラピーの
全身オイルトリートメントが出始めていました。
その価格帯は、12,000円ー15,000円だったかと思います。

また、横文字系の様々なボディワーク、
つまり米国から入ってきたソマティック系の
施術の料金もこの価格帯でした。
(もう少し高い価格もあったかもしれない。。。 )

私はあまり興味はありませんでしたが、
多分、スピリチュアル系の様々なセッションもこの価格帯だったかと思います。

それらを参考に決めたわけです。
何人かの方々に相談もしました。

一人のヘラーワークというボディワークのセッションを行っている方から
(実はこの方が私に東京でのスペースを提供してくださったのでしたが、)
エサレンをやるんだったら、その希少性から考えてももっと高くしてもいいのじゃないか、
2万円以上でも 全然高くないと思うよ、と。



でも私は、希少さを売りにする気は全くなくて、
私が、エサレンで学んだ触れ方の基本は、普遍的なものであり、
触れることを仕事とする人には、どうしても必要なもの、
学ぶべきものではないかという認識でした。

つまり、触れるコンセプトとして、手技のノウハウ云々ではなくて
それよりももっと奥にある、根源的なものを伝えたかったのです。
そしてそれは、誰にとっても人間であるからには重要なことであるという思いから、
だけれども、現代日本では失われている、と感じてもいたから、
どうしても普及させたかった。

だから、より一般的な価格で、
でも、クィックマッサージではない価格、

を選んだのですね。
今思い返すと、まあまあいい選択だったのではないかと思われます。

その後、21年の間に
様々なサロン運営を経験しましたが、
全身オイルトリートメントは基本的に
この価格で、そしてのちには
着衣のままで受けられる、いくつかの施術メニューを
この価格帯より安い価格で出しています。
そして、ゆったり整体に至っては、
それを初めて目にしたときには安い!と思った
10分間1,000円(30分以上の受付)で
岩手県は花巻市内で提供しています。

そして、現在は、たくさんリラクゼーションサロンができている現状で
それよりも安い価格が、どうやら一般的になっているわけです。


1泊5万円という高級温泉旅館内のサロンでは、
2万円台のメニューも展開しました。

 その時期には、都内の高級スパと目されるところは
一通りサービスを受けに行ってみましたが、
3万円以上の価格 を支払ってみると
施術の質の差に支払っているというよりは
設備の豪華さに仕方なく(笑)支払っているという感じでしたー



触れる、ということはシンプルなことです。
そのシンプルなことに値段をつけてそれを生業にしていくのです。

昨今は、起業のノウハウや集客のノウハウが
喧しく情報として提供されるようになりました。
でも、このところ、この価格・料金について考えているうちに
一番大切なのは、自分の施術に対する信頼感・自信、が
根本なのではと改めて思います。
そこをなおざりにして起業や集客のノウハウそ活かせるわけはないのですよね。

施術の質、触れることの質が、ジワリと滲み出て
お客様に長くご贔屓にしてもらえることが商売の基本ではないかと思います。
1、2年でどうこうと考えず、 少なくとも5、6年のレンジでプランしてほしいな。

そして、施術の腕は経験を積めば積むほど上がるから、
10年20年という単位で、自分のセラピスト人生を考えてもらいたいと思います。

もちろん、施術で身体を壊すなんてもってのほかです。


というわけで、施術でからだ育てができる 
ゆったりセラピーは、
習うと、いいのではないでしょうか。

というか、セラピストにとって必要なノウハウでもある、と思う。



さて、自分の施術に自分で価格を決めていくときに
大切なのはどんなことでしょう?

私は、「ビジョン」だと思います。

また、具体的なイマジネーションも大事ですね。

競合しているビジネスは何か、と探して
それをリサーチすることも欠かせません。

目先の1年2年のことをイメージするのではなくて
少なくとも5年後6年後、自分のサロンがどのように運営できているか
イメージを膨らませてみたらいいんじゃないかなー

そこから価格を導き出してみてください。

多少高い感じがしても、
高いのは、値引きできるけど、
やっっぱり安すぎた、と言って簡単に値上げできるものではないんだよね。

これまで、最初に安めの料金設定をしてしまって
やっているうちに少し自信が出てきたり、手間暇を経験して
やっぱり、もう少し あげたいとなって、
なかなか上げられない、という悩みは、これまでいっぱい聞いています。

でも、もちょっと安くても提供できるかな、
という選択ならやりやすいのです。

サロン運営という視点からは、高めの設定のメニューも
メニュー表に載せておくというのは重要な戦略だと思います。
いくつかの価格帯をメニュー表に載せて
自分のお客様がどの価格帯のものを最も選ぶのか
冷静にみていくことも大切です。
それによってメニュー構成や価格帯をじわりと変えていく工夫も必要です。

また、価格帯によって、ある一定の顧客層があることにも気づくでしょう。

GOOD LUCK!!!

私は、みんなが小さい商売をして成り立つ社会は
結構バランスのとれたいい社会になるのではと考えています。
なので、起業を特別なことと考える感じはないんですよね。
もちろん、これは自分の生育環境から得た価値観でもありますが。

誰もが小さい商売をして生きていると、
お互いに気遣い合い、礼節というものを考え守り、寛容さを学び、
倫理観を持ってコミュ二ティの中で助け合おうとすると思うのです。

それが、業をはげむということであり、
(レイキの五戒ということの中にもありますが、、)

そういうことが、幸せというものではないかと思うのです。

自分のやりたいことは何か、と考えすぎるのは
ある意味、罠でもあって、
自分が持って生まれた使命は何か、あるいは
自分に与えられた天命があるとすればそれは何か、と考えてみることも
幸福感や充実感を感じるには、
必要なことではないかと思うのです。

かくいう私は、エサレンアプローチを日本に伝えることが
自分の使命であると捉えて長年そこでやり続けてきました。
最近は、実は、 少しその気持ちに変化を感じます。
私が本当に伝えるべきことは、
「和の身体技法」であり、
”奪われたからだ”を取り戻すことではないか、
と いう気持ちが芽生えてきたのです。
そんな気持ちで毎日セッションを積み重ねるようになりました。
それが、私にとってのゆったりセラピーなんですね。

しかし、ここにたどり着くためには
日本を出て単身アメリカに渡り、エサレン研究所に出会い、
エサレンボディワークというものにコミットして
それを日本で実践することを模索する、という長年の行為が、
必要だったことは疑いありません。



さて。

セラピストとして生きることが
使命ではないか、と気づかれた皆さん、

ぜひ、ゆったりセラピストになって欲しいです。


前のブログも合わせて呼んでね。
「価格競争!?、価格破壊!? 」



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2019年1月27日日曜日

価格競争?!、そして価格破壊?!

私は、セラピストは雇われではなくて、
自営の方がいい仕事ができるのだろうなと思っています。

それを裏付けるかのように、とでもいうのか
業界を見渡すと施術業の報酬は、歩合が一般的のようですね。

自分で店を持たず、
どこかの店に所属したとしても雇用という形ではなく、
多くは、業務受託という形態で、報酬は出来高のみ、
つまり売り上げの何パーセントということが多いようです。
最低保証や、それに準じる形の時給などがあるところも
若干ある、という感じでしょうか。

大手の会社に所属して施術業するにしても
出来高のみの業務受託契約が一般的のようです。

なので、施術を生業にするということは
自営あるいは、半自営ってことになる 。
当然、確定申告なども自分で行うことになるし、
月々の報酬には、どうしても波が出てくるし、

もし、自宅サロンという形でもなんでも自分の店を持つとなると
最初の一年は、お客様が果たしていらしてくださるか、
というところからのスタートになりますよね。

サラリーマン家庭で育って
自身もサラリーマン生活を何年もした人にとっては
施術業で身を立てるというのは
貨幣価値というか、経済観念というかの
コペルニクス的大転換ではないかと思います。

かくいう私は、母親が床屋さんでした。
なので、日銭を稼いで、
毎日お客さんにありがとうございます、と頭を下げ、
その積み重ねで生活が成り立っていく。
しかもお客さんに触れ、自分の技術で満足してもらう。
そういうところは床屋さんとサロン稼業は似ています。
なので、感覚的に、良くも悪くもですが、
そうやって生きていくことのノウハウのようなものは
どこか、からだに染み付いているような気がします。



私の場合、エサレンでのトレーニングを終えてからの
30年近く様々な施術業の形態を経験しました。
今からそれをシェアして、
これから施術業で食べていこうと思っている人の
参考にしてもらえたらいいなと思うのですが、

床屋さんだった私の母親は、私によくこう言いました。

「サラリーマンになれ」

(「いいところに勤めるために、いい学校に行くんなら
自分がいっぱい働いて、惜しまないで行かせてあげるよ」
多分、私の母親は心の中でそう思っていたと思います。 )

自分で商売することの厳しさを身にしみていたのでしょう。

今日は来てくれたお客さんも
明日また来てくれるかわかりません。

また月々、決まった上がりがあるかどうかもわかりません。

サラリーマンになれば、毎月決まったお給料がもらえて
楽だろうなーと私の母親は思っていたのでしょう。

それに、私が育った、戦後の昭和の時代というのは、
世の中全体が、サラリーマン志向というか、
経済が右肩上がりで、一般的に会社勤めは
終身雇用で年功序列、安定したものだったと思います。

学校教育もサラリーマンにするための教育を一生懸命していた、
と思います。

平成の時代は様変わりしてしまいましたね。
サラリーマンといえども、安定していない
(サラリーマンという言葉も死語かもしれない。。)
いつ会社が倒産するか、わからない
労働条件もいわゆるブラック化していく傾向で、厳しい

学校教育だけが、時代が大きく変わろうとしているのに、
サラリーマンの大量生産化の方針を未だ変えようとしていない。

そして、施術業では、新しくセラピストと名乗る
自営・半自営の人たちが
出てきた。
(私もその一人で、セラピストの前に”ゆったり”をつけて、
みんなで一緒にやろうよ、と旗振りしているわけですが)

さて、私が、エサレンアプローチを日本に広めたいと
なんの縁故もない東京で施術を始めたのは、
 1998年頃だったと思います。

その時、自分の施術にどんな価格をつけたらいいのか
だいぶ悩みました。何しろほぼ前例がない状態だったので。
また、セラピストと名乗る人たちもほぼいなかった、と思うし、
自分も実はセラピストだと思っていなかったし、
名乗りもしなかったのですが、私としては
日本語としては、プラクティショナー(実践者)という言い方が
定着したらいいなと思っていました。

だから、エサレンボディワークプラクティショナー(な、長い)
と名乗っていたと思うのですが、
(最初は、エサレンマッサージプラクティショナーでしたね。)

やっとアロマセラピーの検定を行う団体ができたかできないかの頃。
それから、アロマセラピーは大きく広がり、
それとともにアロマセラピストという言い方も世の中に受け入れられていき、
”なんとかセラピスト”と名乗る人たちも増えていったと感じています。

エサレンアプローチを実践する人たちを”ゆったりセラピスト”と呼ぼうよ、
というのは、それに便乗しているわけですね。とはいえ、
日本語として、舌を噛みそうではなく、言いやすく
日本語の ゆったり  という響きがどこか愛嬌があって
いいじゃありませんか!!

気にいっているわけです。 (笑)
なので、協会(ゆったりセラピー協会)も作り、
「ゆったりセラピスト」を商標登録もして、
日々、ゆったりセラピスト®️の増殖に勤しんでいる昨今です。

ゆったりセラピストは、今では、こんなふうに言い換えてもいいのかなと思うのですが、

「和の身体技法を身につけた、リラクセーションの施術の専門家」

リラックスのもたらす、心身の健康維持の効用は
今後ますます認識されていくだろうし、
そこに貢献する、『触れること』の大切さももっと深く認識されていくとも思います。

時代の要請です。

そして、その質を実現するには、「和の身体技法」が必要である、
ということにも私たち、ゆったりセラピストは、だんだん理解を深めてきました。

さて、このブログのテーマは
「価格競争?!、そして価格破壊?!」でした。

実はここまでが前置きで本題はこれからです。
前置きがむちゃくちゃ長くなりましたが、

ちょうど、私が東京での施術(セッション)を始める1998年頃、
クィックマッサージと呼ばれる業態が流行り始めた時でした。
私は、自分の施術にどれくらいの価格をつけたらいいか
東京で色々リサーチをしていたので記憶に残っているのですが、
それが10分1000円でした。
その価格を目にした時、「安い!!!」と思いましたね。



それが、21年後の今日、どうなっているかというと
東京都内の繁華街の路面店で
30分、40分で、2000円代のところがざらに見受けられるようになりました。
つまり、10分1000円を大きく割り込んでいるのです。

私は、自分のからだ感覚的に、10分1000円を割り込むと
施術業で食べていくのは難しい感じがするんです。
10分1000円という基準は、
施術で食べていくギリギリの下のラインて感じなんですよね。

なので、こういうところで働いている施術者は大丈夫なのかしらん?
と心配になるのでした。しかも業務受託だから全額が自分の懐に
入ってくるわけではなく、歩合はどれくらいのものなのだろう、
食べていけるのしらん?と思うのでした。

もちろん、多分、ですが、こういうところで働く施術者は
長時間店にいて、できる限り数をこなす
ということでやっていっているんだろうなと思います。

そして、こういう東京のど真ん中の繁華街では、
ボディケア系の店もどうも乱立気味で
仕事帰りのサラリーマンを安さで誘っている感じ。
仕事の憂さを居酒屋で一杯やって晴らすか、
それとも、今日はボディケア行って晴らすか、
の選択を迫っているような。

何を自分の商売の競合と考えるかは重要ですよね。
クイックマッサージとして、10分1000円で始まった業態は、
今や、居酒屋さんを競合として価格競争をやっている、
というように見えました。
その結果、施術業としては価格破壊、と言えるような状況になっている。

私は、施術者にとっても利用者にとっても
不利益な 施術そのものの質の低下 ということが
こうした価格破壊のもと、常態化しているのではないかと思います。

こういう現実が、エサレンアプローチを日本に広めたいと考えた私と
私の施術業商売にどういう関係があるのか、
ということなんですが、私は全然関係ないよ、
とは考えないのです。
ジワリ、見えないところで影響を受けると思うのです。

さて、そんなところから話を始めて、これから少し、
自分の施術の価格を自分でどうやって決めていくか、にまつわることを
私の体験をシェアしながら、書いてみたいと思います。

次のブログもぜひ読んでね。
「自分の施術に値段をつける」


==


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2019年1月15日火曜日

秒速5センチの、「十分なゆっくりさ」

山口創(やまぐちはじめ)先生が 、著書「皮膚感覚の不思議」の中で 遅速C繊維について言及しておられます。

 私たちの皮膚に存在する感覚受容器の中で、 ゆっくりと触れられた時にだけ反応する神経線維があるというのです。



進化の過程で私たちの知覚神経は、 より速く伝わるように進化してきた、と考えられています。 つまり、そのことにより、 より状況に素早く反応、対応でき、 生存に関わるリスクを回避し、 またより良いコミュニケーションを維持できる というわけですね。

だから、ゆっくり触れられた時にだけ反応する、 遅速C繊維は、進化に取り残された 古い神経繊維で、神経系が発達すればするほどその役割を失い、 やがて進化の過程で消えていくものだと 考えられていたわけです。ところが実は、どうも重要な役割を果たしてているらしい ということがわかってきたのです。むしろ、その重要な役割のために進化の過程で残された、とも言えるのです。

ゆっくりと触れられると、 遅速C繊維が反応し、 他の触覚刺激とは違った神経ルートを通って ”ゆっくりと”大脳皮質に伝わり、 しかも広範囲が活性化するのだ そうです。

実は通常の触覚刺激は、 ”速く”伝えるための神経ルートを 、より素早く伝わるように、 得られた刺激(情報)量を適度に削ぎ落として 伝達されていくらしいのです。
感覚の自動的な取捨選択、というか、神経細胞が伝えるべき情報を選ぶということが起こるんですね。。。

これが、識別感覚系と呼ばれる神経伝達ルートなのです。

識別感覚系では、多分、生存本能にとってこれは重要というような 感覚だけがピックアップされるのだろうと思います。そして、その刺激の起こった場所に対応した、大脳皮質の限られた部分だけを 活性化させ、認知や判断という処理をより”素早く”するのですね。

この神経ルートが作動するとき、私たちの意識は、外側に向くのではないでしょうか。私自身の体験から、なんとなくそんな風に感じています。



一方、ゆっくりと触れられる刺激は 、細分化されていない未発達と考えられる別ルートをゆっくりと伝わって、結果的に 大脳皮質全般を活性化させるといいます。

この伝達ルートは、原始感覚系と呼ばれます。

ゆっくりと触れられる刺激は、 遅速C繊維によって捉えられ、原始感覚系を通ってあちこち寄り道しながら、結果、ゆっくりと大脳皮質に到達し、 知覚情報としての速度や精度は落ちているともいえますが、 その代わり、大脳皮質全般が活性化され、「情動」が喚起されるというのです。

情動とは、「快」「不快」です。

快とは、心地よさであり、
愛と安らぎの感情であり、
統合的で、自己肯定的な、自己認知だと
私は捉えます。

ここがとても重要で、こうした経緯で、副交感神経系のスイッチがオンになる、 というのは、なるほど、と頷けます。

セラピストは、つまり、この「快」の引き金を引かなくてはならない、
と私は考えるのです。

そして、この原始感覚系という神経ルートが作動する時、私たちの意識は、内側に向くのではないでしょうか。





 遅速C線維が反応するゆっくりさは、 秒速5センチと言われています。

セラピストの皆さん、いかがですか?

私は、ゆったりセラピー協会のコースの受講生のセッションをモデルで受ける機会も多いのですが、 流石に彼らは、だいぶ、ゆっくりです。 でも、大概は、もう少しゆっくりだと もっと気持ちいいんだけどなーと感じることが多いのです。

そこで、そういうふうにフィードバックして、”ゆっくり触れる”ことにさらに取り組んでもらいます。

ゆっくり触れる、ということは 大変シンプルなことに思えます。 そうしようと思えば、 すぐにできそうなものです。でも、実際にはそうではないんですね。

原始感覚系が作動する十分なゆっくりさ、
秒速5センチが
「快 」の引き金を引くのです。

思考が止み、太古の感覚に還る時、
私たちの内側で
何が起こるのか、ということなのです。



前のブログ記事と合わせてお読みください。

ゆっくり触れると・・・
〜セラピストの寄って立つところ



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2019年1月8日火曜日

ゆっくり触れると・・・
〜セラピストの寄って立つところ

”人がリラックスしている”状態というのは、
思うよりも複雑な要素で成り立っています。

常に緊張を抱えている人、というのは案外多いんですよね。
それは、温泉サロンで施術をしていると身にしみて感じます。

温泉、という場に、わざわざいらしている、ということは、”リラックスしていい”場所に
自分で足を運んでいるはずなんですが、何らかの緊張を手放すことができずにいる。

慢性的な心身の緊張状態を引きずり、十分にリラックスできないのです。

もちろん、だから、(それを自覚しているいないに関わらず、)サロンにいらしていただいていると思います。

一般的に施術者が、躍起になってほぐそうとする筋肉のコリも、そうした心身の慢性的な緊張の現れだと認識していく必要が、私はあると思います。



 さて、私たちの心身は、リラックスしている時に副交感神経系が活性化し、休養・回復モードとなり、メンテナンスされるのでしたね。

では、緊張状態、とはどういった理解が必要でしょうか。

生存本能に従って、生命維持という大命題のために私たちのからだは、あらゆる”危険を察知”し自動的にそれに対応するようにセットされます。

これが”緊張状態”であり、交感神経系のスイッチがオン、の状態なんですね。

交感神経系のスイッチが、生物本能的に自動で瞬時に入るのに比べ、副交感神経系のスイッチがオンの状態というのは、”社会的に学ぶ”ものなんです。つまり、リラックス、とは学んでいくものであり、学ばないと手に入れられない、と理解しなければなりません。実は、ここがボディワークなんですよ。

学ぶ、というとあたかも知識を得ていくことのように思われる方もいらっしゃると思いますが、ここでいう 学ぶ、とは、ボディランゲージというか、自分自身の内側の感覚に気づくというか、言葉以前のからだに刻み込んでいく学びというか、からだで覚えるというか、そういうレベルの「学ぶ」です。

実は私たちは、この「学び」を十全に行うために、わざわざ未熟な状態で生まれてくるように進化したのです。群れを作り、社会を構成するために有用な神経系を発達させるためでした。
生き残るために、より頑健な肉体に進化していくことよりも、それらを手放すことで、神経系に刻まれた高度なコミュニケーション能力によって社会化し、安心と安全を確保することを選んだのです。(正確には、その種が偶然にも最終的に人類として生き残ったというわけですね。肉体強靭派は早い時期に絶滅してしまったらしいのです。。)


世界がどのように安全で安心できるものなのか

私たちは、赤ん坊の時に、お世話をしてくれる大人から(多くは、母親だと思いますが、)そのタッチや声音、表情や空気感から学びます。

この学びは、神経的な刷り込みとなっていきます。つまり、反射的な神経反応になっていくのです。そしてこれらのコミュニケーションに関わる神経反応は、その個人の生育環境から、言葉以前にからだで学んで得ていく、その人特有の”固有”の神経反応になるのです。

(これが、私が、ポージェス博士のポリ・ヴェーガル理論 (多層または多重迷走神経論)から得た認識なんです。邦訳が去年出版されていますが、実はまだ読んでいないのですよ。違っているところがあったら、指摘していただけるとありがたいです。)



”リラックスしていいかどうか、実際にどのようにリラックスするか”は、まだ言葉を習得する以前にからだで学び、その頃に設定された社会神経反応に左右された、その人固有のの社会環境(=家族環境)からの学びの結果です。

このことは、のちに大人になったその人の社会生活を決定づけます。つまり、コミュニケーションのあり方、リラックスのあり方を無意識レベルで左右するのです。

ある人にとってはリラックスできる状況がある人にとってはそうでなはい、ということが起こりますし、リラックス、というのは、繊細で複雑な心身の神経反応であり、同時に社会的であり統合的なものなのです。

そして、リラックスは、私たちが心身を健康に維持していくために絶対的に、かつ定期的に保持されなくてはならない心身にとって必要な状態であり、「社会」(=コミュニケーション)を健全に維持していくための要でもあります。

だけど、多くの人が十分”リラックス”できないために、様々な心身の問題を抱えていくのです。それは、大人になって、リラックスを再度学ぶ、健全な機会があまりにも少ないからです。飲酒や、喫煙や、その他の何らかの依存状態が、リラックスの代替になっていることが多いわけですが、健康や関係性を損なうリスクが付きまといますし、実際にそのリスクに直面している人も多いでしょう。

緊張状態は、日々の生活の中で波のように、時には嵐のように繰り返しやってきますが、それは生物本能的にそのようにからだがセットされているからです。”緊張”は、生き残るための反応なのです。そしてその反面、その緊張を解きリラックスする方法を、私たちは、意図的に学ぶ(=体験する)必要があり、それを実践する必要があります。そうでないと心身のバランスを保つことができず、リラックスを”繰り返し”実践しない限り、心身は疲弊してしまうのです。

加えて現代社会は、物と情報の大量消費を前提とし、環境破壊的で、人工的に緊張状態を生み出す方向性に溢れています。

我々セラピストは、ここを出発点とするべきだと、私は常々考えています。




リラックスは、副交感神経系のスイッチがオンになってもたらされる心身の状態でしたね。そしてそれが心身の休養と回復、メンテナンスを促し、さらには自然治癒力の発動を促すのです。

だけど、同時にリラックスは、固有に刷り込まれた(学んだ)社会的神経反応に左右され、複雑で繊細な、その人その人の独自の機構なのです。


では、我々セラピストは、どのように、
どの人の”リラックス”(副交感神経系)スイッチも
確実に”オン”にできる技を使えるのでしょう?


そのことへの答えを今から述べましょう。


人は、触れられる、という体験がいつでも安心で安全な体験であったとは限りません。触れられることで、逆に緊張してしまう人も、実は、たくさんいることを私は長年の施術の体験から学んでいます。

それは、今日述べたような言葉以前にからだに刻まれる、社会的神経反応のなせることです。リラックスは、本人さえも気づかない無意識レベルに沈んだ、からだの引き金(神経反応)に操作されるのです。

だけど、私の経験から、ほぼ100パーセントの人に有効と思われる、確実な、リラックスを引き出す、触れる技があります。

それが、「ゆっくり触れる」ということなんですね。

これが、エサレンアプローチの実践で私が学び、30年という歳月をかけて自身を鍛錬してきたことでした。


シンプルすぎて

だからそれが何~?!

と思われる方も多いでしょう。


でも、ゆっくり触れる、ということは施術者にとってそんなに簡単ことではありません。我々セラピストは触れる時、普段のパターン化した自身の心身の使い方から”素早く”触れがちなのです。そのことにより、クライアントのリラックススイッチ(副交感神経神経活性スイッチ)を、十全にオンにすることができない、ということが起こります。

そこから一歩出て、新しく学び、身につけた身体技法を使って、十分に”ゆっくりと”クライアントに触れる必要があります。

そのことにより、クライアントの副交感神経系を確実に作動させ、深いリラックスへとガイドすることができるのです。

これは、 ゆったりセラピー協会で行なった実証実験でも示されたことでした。

 ゆったりセラピー協会で行なった実証実験
2014年秋に行われた、ゆったりセラピーを受けた場合と、
通常のいわゆる揉みほぐしの施術を受けた場合の
自律神経系の数値の違いについての、実証実験の結果報告。
桜美林大学の山口創教授に分析していただきました。
山口先生には、実験の組み立てから機器の提供など、
実験の全般にわたってご協力いただきました。
(2015年2月11日開催のゆったりセラピー研究会からの映像。
音声が聞き取りにくいですが、ご容赦ください)


リラックス=リラクセーションまたはリラクゼーションとは、

脳神経系のリセット効果を生み、だから、筋肉のコリも解消する、そうした順番で捉える必要があると私は考えています。

施術者が、外側からコリに働きかけてなんとかほぐそうと、あれこれ触れるのとは全く違った効果が、エサレンアプローチの求めるところであり、それを十全に生かす施術の体系が、ゆったりセラピーです。

加えて、施術者が、身につけた身体技法と技で、ゆっくり触れる時、同時に自身もゆっくりと触れられる体験をすることになリます。こうして施術者自身のリラックススイッチ(副交感神経スイッチ)も作動し、自身の心身のメンテナンスも同時進行でなされるのです。

このように、ゆったりセラピーでは、セラピーの双方向性と相乗効果が生み出されていきます。

これが、ゆったりセラピーの特徴であり、その身体技法が、”和の身体技法”です。

同手同足で手を差し伸べ、すり足で動き、寄りかかり、返しを捉え、さらに手のひらを柔らかく使って、クライアントのからだにどこまでも寄り添っていく、深部組織を感覚し触れていく。このようにして、クライアントに安心安全を再体験してもらう。リラックスを味わってもらう。そして、慢性化している緊張状態から、自ら解放される。

コリは内側から、解けて軽くなっていくものです。

そこを目指し、そこに寄って立つ、セラピストでありたいと思います。



ゆっくりと触れる、とき、もう一つ、注目しておきたい神経生理があります。


それは、ゆっくりと触れられた時だけに作動する、「遅速C繊維」と呼ばれる神経繊維の存在です。ここまでで十分に長くなってしまったのでページを変えて、それについては述べますね。

 次ページはこちら
秒速5センチの、「十分なゆっくりさ」



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社)ゆったりセラピー協会の行う
3つの施術者トレーニングのうちのどれかを 受講し、
レポート提出・実技試験合格をクリアすれば、

ゆったりセラピスト®︎として認定されます。



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社)ゆったりセラピー協会の
施術者養成 3つのトレーニング


ゆったりセラピー基礎講座

心で触れるボディワーク本格コース

フェイス・ヒーリングコース




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<ゆったりセラピー施術の要TV講座>
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【書籍】

「~世界で愛される癒しのエサレンメソッド~

  心で触れるボディワーク」


詳しくは、こちらから
http://bodyworkjp.org/shoseki-kokofure/


また、上記の書籍に書ききれなかった

社会神経系については、


【「なぜ、顔なの?」メール講座】

に書いています。


詳しくはこちらから
http://bodyworkjp.org/face-healing-mail/


フェイス・ヒーリングコースに興味のある方は
まずは、このメール講座からおはじめください。


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