2014年11月15日土曜日

揉み返し、強押しについてー受講生とのやり取りから


<もみ返し、強押しについてのコメント> 会員サイト掲示板より
下記の文章は、私が受講生の質問に答えて書き込んだものを転記しました。

感覚刺激というものの性質について、があります。

臭覚が分かりやすいと思いますが、どんなにいい香りでも、ずっとその香りを感じつづけるかというとある時間が経過すると感じなくなりますよね。これは、いい香りの場合だけではなくて、「臭い」と感じる場合でもその瞬間は、強烈に感じても、ある時間が経過すると慣れてあまり感じなくなります。

触覚にも同じ性質があります。例えば、ある手触りのいい下着を手に入れたとしましょう。身につけた瞬間は、なんて肌触りがいんだろうとここちよいですが、そのここちよさがずっと持続はしませんね。そこに意識を向けると気付くけれど、そうでなければ忘れています。

また、ある感覚に気付く、ということは、ある一定以上の落差というか、比較があって起こります。
なので、「触れ方」についていうと、さまざまな触れ方をすることでその感触に気がつきやすくなるのです。逆に同じような触れ方をしていると、感覚が薄れてしまう、ということが起こります。
一種の麻痺ですね。この感覚的な麻痺というものも一緒の防衛反応として、身体に備わったというか、脳の認識作用、働き方の一つです。

私は、「強押し」というのは、受け手も触れ手も触覚の麻痺状態になっているにも関わらず、なんとか、お互いに、何かを感じようとより強い刺激を求めている姿に映ります。相互作用ですよね。そして、やってもやってもその麻痺状態が解消されないという意味で不毛です。
やればやるほど、なんだかよくわからなくなってしまう、、、(触れ手)
その結果、もみ返しが起こる、、、、(受け手)

では、どうしたらいいんでしょうか?エド・モーピンの動画セミナーの中で、最後の方に
タッチの5つの要素、ということを彼は語っています。それに習ってゆったりセラピーのタッチの5つの要素を述べるとすると。。。


ゆったりセラピーのタッチの5つの要素

1、表層をなでるような軽いタッチ
2、骨格を感じるまでの深いタッチ、
3、ゆらしや、受動的な動き、
4、寄りかかりと返しによる受け手の自発的な動き、
5、そして、レイキのサトルタッチ

これらを施術の中にバランスよく配置することで、お互いに感覚が敏感になり、解放され、心地よさを最大限に感じることができます。
私は、レイキのようなサトルタッチが必要な人、というか有効な人が日本にはたくさんいるなーと感じています。

レイキのようなサトルタッチのあとにぐっと深く触れられると、その比較というか落差により、対して力を込めなくても、十分な「強さ」を感じてもらえることは多々あるでしょうし、深く触れたあとに、ゆらしのような動きが加わることで、満足感が生まれる、ということも多々あります。
触覚を刺激する「触れ方」は、強さだけではない、ということですし、「刺激」というものは、強ければ感じるというものでもない、ということですね。 

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一般社団法人ゆったりセラピー協会
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会員サイト
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