「レイキ」の質と「エサレン」の質
私の理解では、エネルギーは根本は一つのものだと思います。しかし、エネル
ギーをどのようなものと理解し、どのように使っていくか、という意図の 違い
によって、さまざまなエネルギーワークが生み出されていると私は理解しています。
霊気は、根本のエネルギーの性質について理解し、その根本のままに使おうとす
る方法です。
私が特に施術者に霊気を通して学んでもらいたいと考えている質は
「念の力を使わない」ということです。
施術者は、クライアントを「自分の意のままにコントロールしたい」
という欲求に駆られるものです。その人の質がどうこう、というものではなく、
施術者とクライアント、という関係性というものは、
施術者のマインドをそのように追い込みやすいのです。
エサレンの質というものは、そこから自由になったときに始めて
達成されます。私は、その意味での「フリースタイル」なのだと捉えています。
「自由」を学ぶのは、思うよりも案外難しいものです。私は、霊気を通して、私の考える「自由の質」をみなさんに学んでいただけると考えているのです。そして、霊気に取り組んでいただくことで、「自由」であるということをしっかりと身につけていただけると考えています。
霊気が日本で生まれたものであることも我々が、忘れてはいけないことだと思います。
霊気の考え方は、日本という環境の中で生まれ育った人間にとっては、
文化的伝統的に受け入れやすく、実践しやすいものだと思います。
霊気は、日本という風土に根ざしたエネルギーワークだと思います。
加えて、霊気のゴールは、人間性、精神性の向上ということが示されています。
それは施術を生業とするものにとっては、やはり置き去りになりがちな要素です。
我々、施術者はどうしても「効果があれば、いいでしょ。」という論理に陥りがちです。
それではいけないのです。
施術という生業を通して、施術者自身が人間的、精神的に成長していくということに
ゴールを置かないと、本当の意味でよい施術にはなりませんし、
クライアントを本当の意味で助けることにはならないと私は常日頃考えています。
霊気を学ぶことを通して、そのような質を学んでいただきたいですし、
学んでいただけると考えています。
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