2018年3月31日土曜日

「ただ触れる」質と、レイキ・ヒーリング

「エゴ(自我)」を超えて触れる、という質が
エサレンアプローチのアドバンスの質なのだ、
と私は考えている、というお話をこのブログでもメルマガでもしていますが、

その、とてもシンプルな実践として
「間」を取るということが、あげられるかなと思います。

次はなんだっけ?と、ひたすら頭を回転させて
施術を進めていると
施術のペースが早くなりがちなのには、
多くの方がすでに気づいているかもしれません。
施術のペースが早くなっている時、
もちろんストロークそのもののスピードの問題もありますが、
十分な「間」が失われていることが多々あります。


エサレンコースを主催している時、

アセスメントセッション
(エサレン研究所での経験者に受けてもらい評価を受ける)

のフィードバックシートには

「受けたセッションには、十分な間がありましたか?」

の設問がありました。

もちろん、心で触れるボディワークのフィードバックシートでも

その設問はそのまま採用しています。

それだけ、エサレンアプローチにおいては
十分な「間」は、重要視されています。
たとえ、手技が”完璧”だったとしても十分な「間」がないと
クライアントは”ゆったり”することができません。

つまり、リラックスできないんですよね。

これは、自分が受ける立場になると否が応でも体験することかと思うのですが、
リラクセーションマッサージとして行われているにもかかわらず、
リラックスできない、ということになると、
施術の効果、というものが実感として
受け手が感じられない、ということにもなっているかと思います。

とすると、手技は完璧にできたかもしれないけど、
そのセッションには果たして意味があるのか?ということになりますね。。。

さらに踏み込んで言えば、
こういうセッションをしているとしたら、
なかなかお客さんは増えません。
リピーターを獲得できませんよね。


さて、ゆったりセラピーの触れ方の説明をするとき、

「ただ、触れる」

「寄りかかかって触れる」

たった、この2つの触れ方だけ、ということを最近言っています。
「寄りかかり」については、いろいろな場面で
解説していますが、「ただ触れる」については踏み込んだ解説を
まだしていないかもしれません。


「エゴ(自我)」を超えて触れる、という質を求めていくとき、
実は、「ただ触れる」という行為が一番大切で、
そして同時になかなか、難しいことだなーと感じます。

そして、物理的というか肉体的にも難しい面があることに気づきます。

受講生を見ているとこの「ただ触れる」という場面でも
実は、手のひらや、肩や手首や肘に無駄な力が入っていることが多いのです。
何か手技を行おうとして、つい力が入ってしまう、というのなら
まあ、わかります、というか
最初は仕方ないかなと思うのですが、

何で「ただ触れる」のに、
こんなにどこからどこまで力を入っているかなーという人も
多いのです。(要は緊張している、、)



はっきり言って無駄であります。

私は、無駄な、と言ってしまうんですが、、、
無駄というよりは、邪魔をしている、という方が正確かもしれません。
その力の入れ加減は、
クライアントも心地よさ、そして施術者の感覚を邪魔しています。

ただ、本人にとっては、必要だ、と感じて一生懸命、
そして同時に、無意識にそうしていることには違いありません。

もし、「ただ触れる」という場面で十分な「間」を取り、
そして、腕や手のひらに込めがちな無意識の力を
あたかも雪が舞い落て融けるかようにふんわりと抜くことができると、
タッチの質は、全く別のものにシフトすると私は思います。


施術の場面で
「ただ触れる」と「間」を取る ということとの間には
そうした関連 があると思うのです。

実は、そうしたタッチの質は、レイキ・ヒーリングにも求められると私は考えています。
通常のレイキセミナーでは、レイキ・ヒーリングの実際の行い方について
十分な時間を取っているところはほとんどないと思いますが、
社)ゆったりセラピー協会の現代レイキセミナーレベル1では、実習を通して
サロンワメニューとしてのレイキ・ヒーリングの行い方をじっくりと学んでいただいています。



さて、とはいえ、
レイキ・ヒーリングは、エネルギーワークなので、
実は、絶対に触れないとだめだー
というものではありません。

実際には、いわゆる”手かざし”でほとんどのヒーリングを行っている
ヒーラーさんは多いのかと思います。

 肉体レベルのタッチがなくてもエネルギーというものは流れる、というわけです。

私もそれは、同意します。
そして、なので、遠隔ヒーリングや過去ヒーリング、未来ヒーリングも
可能になるのですよね。
エネルギーとはそういうものであります。

ですが、肉体に触れる、という行為が全く必要ないかというと
その重要性・特殊性、そして必要性は、もう少し吟味されていい、と思います。
そうしたところを、
「世界で愛される癒しのエサレンメソッド〜心で触れるボディワーク〜」に書いています。
書籍について、詳しくはこちらから

実は、レイキ・ヒーリングにおいて、実際に触れるとなると
以外と、その触れ方が難しいんです。
本当にリラックスして触れられるようにはなるには、
練習が必要だと思います。
”触れ方”を実践に基づいて丁寧に指導するのも難しいと言えます。

レイキの謳い文句に
「修行は一切必要なし!」
「セミナーが終了したその日からあなたはレイキ・ヒーラー!」

とありますが、
それはそうなのですが、レイキ・ヒーリングにおいて
実際に肉体レベルに触れるとなると
様々な現実的な事柄を一つ一つ学ぶ必要があると思います。

なので、
レイキヒーラーは、そういった触れ方の実践の学びなしには
肉体レベルでは触れない方が無難だということになるし、

レイキマスターは、レイキセミナーにおいて実際の触れ方には、
触れないことになる、
つまり、ちゃんとした触れ方を知らなくて、
レイキは流れるから心配しないで、
というレイキ・ヒーリング指導になってしまいがちです。

レイキ・ヒーリング云々以前に
触れてその触れ方そのものが心地よくないくらいなら、
(例えば、力が入りすぎている、とか、圧迫感があるとか
くすぐったい、とか、などなど、そういうことがあれば )

触れなくても手かざしで、十分レイキが流れるのなら
それで良い、ってことになってしまって当然とも言えます。

社)ゆったりセラピー協会のレイキセミナーではそれでは困る
というわけなんです。なぜなら、
「ゆったりセラピーとしてのレイキ・ヒーリング」という捉え方をしていて、
ゆったりセラピーは、”触れる”ことの重要性を十全に生かすセラピーなのですよ。

”触れる”ということの重要性・特殊性・必要性を

特にこの現代社会での必要性を、私としてはレイキ・ヒーリングを通しても
声高に訴えたいわけです。



ゆったりセラピーには、明確な触れ方の質に対するコンセプトがあり、
そしてそのコンセプトの一つが「ただ、触れる」 なのです。

レイキ・ヒーリングは、
ゆったりセラピーの「ただ触れる」の質を
じっくりと学ぶことのできる実践だ、と私は考えていますし、
社)ゆったりセラピー協会のレイキセミナーは、
「ただ触れる」ことの重要性と実践をお伝えする実践セミナーになっていると思います。

また、社)ゆったりセラピー協会のレイキセミナーは、
土居裕先生の「 現代レイキ法」を採用しており、
土居先生にもご承諾を頂いています。
土居先生は、実際に触れることの重要性を語っておられます。
協会の顧問にもなっていただいています。


いずれ、

「ただ触れる」の質と

 「エゴ(自我)」を超えて触れると

 レイキ・ヒーリングには

密接なつながりがあり、もう少しそのつながりについて
詳細に解説していこうかな、と思うわけでした。

今日はここまで、という感じですが、

現在、社)ゆったりセラピー協会のプロフェッシュナルトレーニングには
以下の3種類あり、

1、ゆったりセラピー基礎講座
2、心で触れるボディワーク本格コース
3、フェイス・ヒーリングコース

1、ゆったりセラピー基礎講座のディプロマを取得していただくには
社)ゆったりセラピー協会の 現代レイキセミナーレベル1を受講しないといけないことになっているのは、そうしたわけである、ということでした。


「ただ触れる」の質をレイキ・ヒーリングで探求してほしいし、
それはゆったりセラピーの質として重要ですし、有効だと考えています。

なので、本当は、
2、心で触れるボディワーク本格コース
3、フェイス・ヒーリングコース
 も、ディプロマ取得にレイキセミナーレベル1を必須としたほうがいいのかも
ですが、多分、学ばれる皆さんに様々なバックグラウンドや考え方が
あることを尊重して、2、3、では必須としていません。

こうして、協会の現代レイキセミナーレベル1を受講しなくても
ゆったりセラピストになれる道を残しているのです。

でも、もし、すでにレイキは持っているという方でも
ゆったりセラピストになるにあたって、必須ではなくても
協会のレイキセミナーレベル1は取っていただけると
かなり、役に立ててもらえると思っています。

そして、さらに言えば、
エサレンアプローチのアドバンスの質として、
セッションにおいて、エネルギーをどのように考え、取り入れ、扱うかが
明確であることは必要なのではないか、
という考えを私は持っています。

 世界には、さまざまなエネルギーヒーリングの技法と、概念があると思いますが、
私は、レイキ・ヒーリングが、最も、エサレンアプローチにマッチした
概念を持っているという認識なのです。

そして、それが日本で生まれた方法であることにも
とても興味を持っています。


==
ボディワーカーのための現代レイキセミナー
レベル1 2DAYs
 2018年4月20日(金)&5月15日(火)11:00-17:00

http://bodyworkjp.org/reiki-seminar/



心で触れるボディワーク本格コース
(5泊6日の合宿を2回行います。)
2018年5月28日(月)ー6月2日(土)&9月24日(月)ー29日(土)

 http://bodyworkjp.org/course-honkaku/

==


鎌田麻莉の公式無料メルマガ
「エサレンアプローチへの一つの明確な答え」
(月、3−4回配信)
はこちらからご登録いただけます。
 https://mm.jcity.com/MM_PublicSubscribe.cfm?UserID=amuesa&MagazineID=1&MoreItem=1

バックナンバーはこちら
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==
心で触れるボディワークDVDセット販売中
http://esalenbodywork.jp/dvd/


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書籍『心で触れる エサレンボディワーク
 〜世界で愛される究極の癒しのマッサージ〜』
 著者:鎌田麻莉 
 判型:四六判 予定
 頁数:184頁 
 価格:本体1300円+税

詳しくは、こちらから
 http://kokorodefureru.com/2016/01/01/shoseki-kokofure/


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心で触れるボディワークスクール
花巻http://kokorodefureru.com/
東京http://esalenbodywork.jp/
 
社)ゆったりセラピー協会
http://bodyworkjp.org/


2018年3月17日土曜日

エサレンアプローチのアドバンスの質って?



おととい、心で触れるボディワークアドバンスクラス(3月12日ー15日)を

終えて、いつものサロンワークの生活に戻ったばかりです。






前にも、

メルマガ「エサレンアプローチへの秘湯の明確な答え」で述べたことがあるのですが、

エサレンアプローチのアドバンスの質ってなんだろう?

と長年疑問を抱いてきたのです。


カリフォルニアからエサレン講師を招いていた時期、

トレーニングとは別に

3泊4日のアドバンスクラスは開催していて

トレーニングを終えた人がさらに学べるように

ということだったんですが、

実際には、目新しい手技を付け加えるような内容になっていて

ま、それもアドバンス、と言えるかもしれませんが、

私としては、なんだか物足りないなーというか、

エサレンアプローチを実践するセラピストが

どの方向を向いて鍛錬していったらいいのか、

熟練していくということは、どういう意味なのか

ということについて

曖昧というか、共通の認識を提示できていないことが

どうも、主宰者として片腹痛いという感じだったのです。


エサレン講師たちはそういうことには

こだわっていなくて、それぞれが大切と思うことを

それぞれにアドバンス、と言っている感じで

エサレンとして、というところはなかなか見えてこなかった。



そのせいもあると思いますが、エサレンコースの受講生は、

トレーニングを終わってレポートを出し、

認定を取ってしまうと、徐々に何がエサレンアプローチなのか

明確でなくなる、ということだったと思います。


ロングストローク、ということが唯一の共通認識だったかもしれませんが、

その重要性や、質について、きちんと言語化されているわけではなかったので

「こんな感じでいいのかなー」

って感じになってしまいがちなんですね。


それで、別のボディワークのトレーニングに

興味が移っていったエサレン卒業生も多いかなーと思います。

それはそれで悪いことではないと思いますが、


要するに私は、

エサレンアプローチのアドバンスレベルって何?

と悶々としてたわけです。


なので、心で触れるボディワークとして

自分でエサレンアプローチのトレーニングを

率いるようになってもどんなアドバンスクラスを開催するかイメージできなかった。

新しい手技を付け加えることはできたけど、

それがアドバンスだと考えていなかったし、

タッチの質ということからいうと

からだの使い方が問題であって、

そこができていなければ、

新しい手技をいくら付け加えていっても

質的には、全くアドバンスにはなりえないと

私としては、感じてしまうんですよね。


なので、協会として

ゆったりセラピー基礎講座、

心で触れるボディワーク本格コース、

フェイス・ヒーリングコースの

セラピスト・トレーニングのカリキュラクをまとめていく時に

身につけるべき基本の手技を明確にする

そして、その手技を選ぶ基準は、

ビギナーとして取り組むには

多少難しいと思われるものでも

それを練習することで

重要、かつ基本的なからだの使い方

及び、微細な感覚を養うことに貢献するもの

という基準で選んでいきました。

そして今年、5年目を迎えました。


思った以上に、受講生のみんなは苦労して

練習しているようですが、

そこを妥協しなくてよかったなーと

今実感しています。


そして、満を持してようやく

心で触れるボディワークアドバンスクラス

要するに

エサレンのアドバンスの質を探求するクラスに

たどり着けたなーというわけです。

去年から始めて、今年2回目なんですが、

私自身のセラピスト経験では、29年間

サロンの運営を通したスタッフ養成の経験では20年くらい

そして自身のスクール運営の経験からは丸々10年

年月がかかったけれど、

エサレンアプローチのアドバンスの質が

自分の中で明確になった実感を得た

先のアドバンスクラスでした。


具体的には、頸部をテーマに選んで行ったのですが、

**前回のアドバンスの詳細はまだこちらからご覧いただけるので興味のある方はご覧くださいね。

http://bodyworkjp.org/course-honkaku-advance/


頸部のディテールワークに集中的に取り組むことで

見えてきた質とは、

「エゴ(自我)」を超えて触れる、という質です。


基本的な手技を習得していくタイミングでは

「私が私の体をこのように動かして

このように触れていく」

と意図することはどうしても必要なのかと思うのですが、

これは、自我が触れる、というレベルだと思うのですが、

ある段階、タイミングが訪れたら、

「私(自我)、ではなく、からだがからだに反応する」

という触れ方にシフトさせていくべきなのです。

「私」は、行為するものから抜け出て、

観察するもの、待つ存在に変容します。

そこに、真の意味での受け手(のからだ)との対話が開かれます。

同時に、施術者は自身のからだとも対話するのです。


それが、私が、エサレンの質として明確にしたかったことなのだ

と思いましたし、

その質を伝えたくて今まで悪戦苦闘してきたのだなと

思いました。



今回のアドバンスクラスで

図らずもそれを伝える糸口をつかめたと感じました。



今回は、私にとって一つの区切りになるような

アドバンスクラスだったのでした。

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 著者:鎌田麻莉 
 判型:四六判 予定
 頁数:184頁 
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詳しくは、こちらから
 http://kokorodefureru.com/2016/01/01/shoseki-kokofure/


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東京http://esalenbodywork.jp/
 
社)ゆったりセラピー協会
http://bodyworkjp.org/