【ていねいに、大切に扱われる体験】
4月13日(月)ー15日(水)、第一回のゆったりセラピー認定インストラクターコースが終了しました。
これまでに、ゆったりセラピー基礎講座を終了した方が27名いらっしゃいまして、
その方達が対象なのですが、実は思う人数がぎりぎりまで集まらず、というのも、
実技試験を課したところ、なかなかみんな実技試験までたどり着けない、
という事態だったわけです。レポートもなかなか進まない、ということで、
「うーむ」という。
でも最終的には、締め切りが過ぎてからのお申込みが何件かあり、結局お断りする方もでてしまい、申し訳ありません、ということになってしまいました。
結局、苦肉の策ということで、実技試験を受けていなくてもレポートができていたら、
受講できるよということで行いましたので、
インストラクターコースを終えてから、実技試験をこなし、所定の論文と面談という
順番で認定をだしていきますが、今後も「実技試験合格」は、インストラクターコース後でもよいのかなという印象を持ちました。
インストラクターコースに参加することで、
ゆったりセラピーのコンセプトをじっくり学ぶことになるので、
より取り組みやすくなりますし、一人一人の実技の課題にも十分取り組めたと思います。そして、それができたのは、参加者の方々が、たいへん熱心に練習を積んでいて、
自分の課題をしっかり把握しておられた、ということが大きいです。たいへんレベルの高いコースになったと感じました。
なかなか実技試験にたどり着けない、ということは、
それぞれが真剣に取り組んでいるというなんだなと思いました。妥協していない、どうもうまくできていない、というところで、練習を繰り返しているということなのだなと。
「寄りかかり」「返し」という基本が、実はかなり複雑で高度な技術なんだということを
改めて認識しました。私は長年それが当たり前と思ってやってきたので、
実は、簡単にこなしてもらえると考えていたわけです。実際はそうではなく、いろいろな要素が必要なことが分かってきました。それで、受講生のみなさんは苦労されているわけです。
しかし、それは、受講生お一人お一人がゆったりセラピーのコンセプトを深く理解されて実技に取り組んでおられるということでもあり、本当にありがたいなと思いました。
さて、ゆったりセラピーのコンセプトが、しっかりと説明されるインストラクターコース、キーワードがいくつか提示されましたが、その中で
【ていねいに、大切に扱われる体験】
ということがピックアップされていました。
本当は誰でもがそれを望んでいることであり、しかしながら、なかなか体験できない、むしろ逆の体験をしてしまうことが多いのだということを思いました。ゆったりセラピーでは、この体験を提供する、ということなんですけど、ここのところ、もっとちゃんと言っていかなくてはと思いましたし、そのための「触れる」をもっと研究していく、ということが大切だなーと思いました。
花巻のゆったりサロン絆には、このところ、ご高齢(70代後半から80代)の方がリピートしていらしてくださっています。
「からだが楽になる」ということでいらしてくださいますが、私も回を重ねるごとに変化に気づいていて、たいへん勉強になっています。いくつになってもからだは変化するのですね。そして可能性を感じます。
例えば、からだの痛みを完全に取るには、と医者から手術をすすめられたりするわけですが、ご高齢になると躊躇もありますよね。私も日常生活がある程度不自由なく暮らせるのなら、もしかしたら、その痛みと折り合いを付けつつ、そのままの暮らしを続けた方がよいのかもしれないと思ったりします。でも医者にすすめられると、そうかなーと思ったり、一か八かやってみた方がいいのかなと思ったり、なかなか心を決められないこともよく分かります。
どのような医療が必要なのか、または望むのか、今の医療の考え方では特に高齢になると不適切なことが多い気がします。自分で選び取ってゆく勇気に寄り添えるように、それは自分のからだに聴くということなのですが、それが私の仕事かなーと、また、ゆったりセラピーの仕事として皆で共通の認識として育てていければいいなと考えています。
***
ゆったりセラピー入門講座
2015年4月30日(木)18:30-21:00
2015年5月11日(月)10:30-13:00
詳しくは、
http://bodyworkjp.org/nyumon-ippan/
ゆったりセラピー認定インストラクターコース
http://bodyworkjp.org/course-nintei/
これまでに、ゆったりセラピー基礎講座を終了した方が27名いらっしゃいまして、
その方達が対象なのですが、実は思う人数がぎりぎりまで集まらず、というのも、
実技試験を課したところ、なかなかみんな実技試験までたどり着けない、
という事態だったわけです。レポートもなかなか進まない、ということで、
「うーむ」という。
でも最終的には、締め切りが過ぎてからのお申込みが何件かあり、結局お断りする方もでてしまい、申し訳ありません、ということになってしまいました。
結局、苦肉の策ということで、実技試験を受けていなくてもレポートができていたら、
受講できるよということで行いましたので、
インストラクターコースを終えてから、実技試験をこなし、所定の論文と面談という
順番で認定をだしていきますが、今後も「実技試験合格」は、インストラクターコース後でもよいのかなという印象を持ちました。
インストラクターコースに参加することで、
ゆったりセラピーのコンセプトをじっくり学ぶことになるので、
より取り組みやすくなりますし、一人一人の実技の課題にも十分取り組めたと思います。そして、それができたのは、参加者の方々が、たいへん熱心に練習を積んでいて、
自分の課題をしっかり把握しておられた、ということが大きいです。たいへんレベルの高いコースになったと感じました。
なかなか実技試験にたどり着けない、ということは、
それぞれが真剣に取り組んでいるというなんだなと思いました。妥協していない、どうもうまくできていない、というところで、練習を繰り返しているということなのだなと。
「寄りかかり」「返し」という基本が、実はかなり複雑で高度な技術なんだということを
改めて認識しました。私は長年それが当たり前と思ってやってきたので、
実は、簡単にこなしてもらえると考えていたわけです。実際はそうではなく、いろいろな要素が必要なことが分かってきました。それで、受講生のみなさんは苦労されているわけです。
しかし、それは、受講生お一人お一人がゆったりセラピーのコンセプトを深く理解されて実技に取り組んでおられるということでもあり、本当にありがたいなと思いました。
さて、ゆったりセラピーのコンセプトが、しっかりと説明されるインストラクターコース、キーワードがいくつか提示されましたが、その中で
【ていねいに、大切に扱われる体験】
ということがピックアップされていました。
本当は誰でもがそれを望んでいることであり、しかしながら、なかなか体験できない、むしろ逆の体験をしてしまうことが多いのだということを思いました。ゆったりセラピーでは、この体験を提供する、ということなんですけど、ここのところ、もっとちゃんと言っていかなくてはと思いましたし、そのための「触れる」をもっと研究していく、ということが大切だなーと思いました。
花巻のゆったりサロン絆には、このところ、ご高齢(70代後半から80代)の方がリピートしていらしてくださっています。
「からだが楽になる」ということでいらしてくださいますが、私も回を重ねるごとに変化に気づいていて、たいへん勉強になっています。いくつになってもからだは変化するのですね。そして可能性を感じます。
例えば、からだの痛みを完全に取るには、と医者から手術をすすめられたりするわけですが、ご高齢になると躊躇もありますよね。私も日常生活がある程度不自由なく暮らせるのなら、もしかしたら、その痛みと折り合いを付けつつ、そのままの暮らしを続けた方がよいのかもしれないと思ったりします。でも医者にすすめられると、そうかなーと思ったり、一か八かやってみた方がいいのかなと思ったり、なかなか心を決められないこともよく分かります。
どのような医療が必要なのか、または望むのか、今の医療の考え方では特に高齢になると不適切なことが多い気がします。自分で選び取ってゆく勇気に寄り添えるように、それは自分のからだに聴くということなのですが、それが私の仕事かなーと、また、ゆったりセラピーの仕事として皆で共通の認識として育てていければいいなと考えています。
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ゆったりセラピー入門講座
2015年4月30日(木)18:30-21:00
2015年5月11日(月)10:30-13:00
詳しくは、
http://bodyworkjp.org/nyumon-ippan/
ゆったりセラピー認定インストラクターコース
http://bodyworkjp.org/course-nintei/
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