感じるからだ、感じないからだ
「感じる人と、感じない人というのがあって
自分は感じない人だと思っていた」
とよしこさんは言います。
”よしこさん”とは、現在、ゆったりセラピーインストラクーとして
ゆったりセラピー基礎講座を東京都内や
千葉、船橋の自宅サロンで精力的に開催している
角田よしこさんのこと。
彼女は、震災の年、心で触れるボディワーク本格コースを終了後、
私が当時、花巻市内で開いていた温泉サロン2カ所で
セッションをしてくれる委託スタッフに応募した。
7年前のこと。
翌年、2012年春、彼女は、フリーランスで行っていた
マーケティングリサーチャーという専門職をひとまず畳んで、
ボディワーカー修業するために花巻にやってきたわけです。
折しもその時、
私は、花巻市の街中にもう一軒、店を開いたばかりで
そこで行う着衣の施術、その時はまだ
ゆったりセラピーという呼び名はなかったけど、
それをこなす、地元スタッフの養成に取り組んでいました。
彼女は、図らずもそのトレーニングに同席します。
できる限り、短期間で基本の手技を身につけて
全身オイルトリートメントを除いた
一通りのサロンメニューをこなせるようになってサロンデビューする
そのクラスメンバーは、そういうミッションを抱えていました。
このクラスが、現在の 社)ゆったりセラピー協会の
ゆったりセラピー基礎講座の土台になりました。
何回か回数を重ねていくトレーニングの中で
その内容は吟味され、
手のひらの力を抜くということが
”感じる”ためには決定的に必要で、
そのために、どんなからだの使い方が重要で、
そしてそれが実現されると
タッチの柔らかさや深さや強さが増し、
触れることの質が上がることが明確になっていきました。
よしこさんは、
からだの使い方にさえ気がつけば、
その瞬間に
感じる手 に変わる、ということを自身が体験するのです。
そして、
「私は、感じない人ではなかった、
ただ、感じることを閉じ込めていただけだった」
ということにも気がつくのです。
その時、タッチの質は劇的に変化します。
そして、その変化は、触れられる側にも明確に感じられるのです。
それは、感じるからだ、というものが
触れる側にも触れられる側にも
開かれる瞬間だと言っていいのかもしれません。
よしこさんは、花巻で一年半、セラピストとして修業した後、
自宅のある千葉の船橋に戻り、サロンを開くとともに
今度はゆったりセラピー協会の最初の年のプログラムに参画することにもなり、
マーケティングリサーチャーとしての専門スキルを使って
ゆったりセラピー基礎講座のテキストをまとめあげてくれ、
そして自身が、ゆったりセラピーインストラクターになりました。
今度は自分が味わった感動を
認定インストラクターとして
受講生の皆さんに提供する側になったのです。
先日、心で触れるボディワーク無料TV講座の一環として
私は、よしこさんの自宅サロン スペース道草 を訪問し、
ゆったり整体の施術を受け、
その後、「ゆったりセラピーってなあに?」のテーマで
彼女と語り、それをライブ中継しました。
その録画がこちらです。(1時間ほど)
==
【心で触れるボディワーク無料TV講座】
2018年9月25日(火)午後4時〜5時 「ゆったりセラピーってなあに?」
千葉県船橋市、スペース道草から。
現在精力的にゆったりセラピー基礎講座を教えている、ゆったりセラピーインストラクターの角田よしこさんのサロンを鎌田が訪ねます。施術も受けて、その後、中継します。
全く別の分野から、ボディワークを学び、それを仕事とするまでの角田さんの軌跡や、
現在の想いなどをざっくばらんに語ってもらいながら、「ゆったりセラピーってなあに?」を探って行きます。
==
さて、よしこさんは、
自分を”感じない”人だと思っていたわけですが、
そうではなく、感じることができない
からだの使い方を身に付けていただけなんです。
そのことは、よしこさんの責任ではありません。
ということを私は強調しておきたいのです。
私は、エサレンの資格認定コースも含めて
長いこと施術者トレーニングに関わっていますが、
実は、ほとんどの受講生が、
感じることのできる、からだの使い方とは
”真逆”のからだの使い方をすでに身につけて
トレーニングにやってきます。
そう、よしこさんと同じなのです。
そのことに、私は徐々に気がついていて、
静かに密かに驚愕しました。
まさか、そんなことはあるまい、と。
私たちは、いわば ”感じないからだ” を
歴史的に、公的な教育の一環として
「綿密に」 学ぶのです。
否、学ばされ、身につけるのです。
それは、政治が変わろうとも支配体制が変わろうとも
日本の風土の中で、一般庶民が連綿として受け継いできた生活文化、
そしてそれを支える からだの文化が意図的に奪われた、
ということなのだと思います。
それはちょうど150年前、
脱亜入欧、富国強兵を掲げた明治維新から始まり
73年前の敗戦により、その後、
一層徹底されたのではないでしょうか。
この ”奪われ”たからだ について、
一年ほど前にも書いていましたので
興味のある方は是非お読みください。
”奪われた”からだ (心で触れる研鑽会ーゆったりセラピー研究ー)
https://blog.esalenbodywork.jp/2017/07/blog-post_11.html
==
ゆったりセラピーの隠されたミッションは、
奪われたからだを取り戻す、
ということなのかもしれません。
とすれば、
ゆったりセラピスト®️とは、
奪われたからだをまずは自身が取り戻し、
施術者として、触れることの質と真実を探求する人なのです。
==
社)ゆったりセラピー協会の行う
3つの施術者トレーニングのうちのどれかを 受講し、
レポート提出・実技試験合格をクリアすれば、
ゆったりセラピスト®︎として認定されます。
==
社)ゆったりセラピー協会の
施術者養成 3つのトレーニング
ゆったりセラピー基礎講座
心で触れるボディワーク本格コース
フェイス・ヒーリングコース
==
<心で触れるボディワーク無料TV講座>
ー毎月一回中継 ー
詳しくはこちらから
http://bodyworkjp.org/kokofure-webseminar/
鎌田が行うゆったりセラピーのデモンストレーション
<ゆったりセラピー施術の要TV講座>
詳しくは、こちらから
http://bodyworkjp.org/kaname-webseminar/
==
【書籍】
「~世界で愛される癒しのエサレンメソッド~
心で触れるボディワーク」
詳しくは、こちらから
http://bodyworkjp.org/shoseki-kokofure/
また、上記の書籍に書ききれなかった
社会神経系については、
【「なぜ、顔なの?」メール講座】
に書いています。
詳しくはこちらから
http://bodyworkjp.org/face-healing-mail/
フェイス・ヒーリングコースに興味のある方は
まずは、このメール講座からおはじめください。
==
社)ゆったりセラピー協会
http://bodyworkjp.org/
鎌田麻莉の公式無料メルマガ
「エサレンアプローチへの一つの明確な答え」
(月3−4回配信)
登録はこちらから
https://mm.jcity.com/MM_PublicSubscribe.cfm?UserID=amuesa&MagazineID=1&MoreItem=1
自分は感じない人だと思っていた」
とよしこさんは言います。
”よしこさん”とは、現在、ゆったりセラピーインストラクーとして
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彼女は、震災の年、心で触れるボディワーク本格コースを終了後、
私が当時、花巻市内で開いていた温泉サロン2カ所で
セッションをしてくれる委託スタッフに応募した。
7年前のこと。
翌年、2012年春、彼女は、フリーランスで行っていた
マーケティングリサーチャーという専門職をひとまず畳んで、
ボディワーカー修業するために花巻にやってきたわけです。
折しもその時、
私は、花巻市の街中にもう一軒、店を開いたばかりで
そこで行う着衣の施術、その時はまだ
ゆったりセラピーという呼び名はなかったけど、
それをこなす、地元スタッフの養成に取り組んでいました。
彼女は、図らずもそのトレーニングに同席します。
できる限り、短期間で基本の手技を身につけて
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そのクラスメンバーは、そういうミッションを抱えていました。
このクラスが、現在の 社)ゆったりセラピー協会の
ゆったりセラピー基礎講座の土台になりました。
何回か回数を重ねていくトレーニングの中で
その内容は吟味され、
手のひらの力を抜くということが
”感じる”ためには決定的に必要で、
そのために、どんなからだの使い方が重要で、
そしてそれが実現されると
タッチの柔らかさや深さや強さが増し、
触れることの質が上がることが明確になっていきました。
よしこさんは、
からだの使い方にさえ気がつけば、
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そして、
「私は、感じない人ではなかった、
ただ、感じることを閉じ込めていただけだった」
ということにも気がつくのです。
その時、タッチの質は劇的に変化します。
そして、その変化は、触れられる側にも明確に感じられるのです。
それは、感じるからだ、というものが
触れる側にも触れられる側にも
開かれる瞬間だと言っていいのかもしれません。
よしこさんは、花巻で一年半、セラピストとして修業した後、
自宅のある千葉の船橋に戻り、サロンを開くとともに
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==
さて、よしこさんは、
自分を”感じない”人だと思っていたわけですが、
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ということなのだと思います。
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一年ほど前にも書いていましたので
興味のある方は是非お読みください。
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奪われたからだをまずは自身が取り戻し、
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レポート提出・実技試験合格をクリアすれば、
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==
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