「内的充足感を大切にします。」

10月 20, 2020

「内的充足感を大切にします。」

ゆったりセラピーが何を目指しているものなのか、

それは、エサレンアプローチをおよそ30年探求してきた

私が、たどり着いた一つの答えでもあるのですが、

ゆったりセラピストが共有する７つの理念を書きました。

そして、それをこのところ、一つづつ解説しています。

３番目は、

「内的充足感を大切にします。」

（全文は、以下のページに掲載しています。
https://bodyworkjp.org/協会理念・概要/）

情報の洪水、現代は情報にあfれていて

黙っていても様々な情報があたかも洪水のように

そして、これでもかとやってきます。

情報が豊富なのはいいことのようなのですが、

何が本当のことなのか、

何が自分にとって必要な情報なのか、

わからない、ということが起こります。

食情報一つとっても、

様々な情報があり、それらがお互いに矛盾していて

果たして何を食べたらいいのかわからなくなります。

現代の情報洪水の一つの特徴は

それらが全て消費を促す、というものです。

情報によって、不安や恐怖が煽られ

まだ足りない、これが足りない、と

虚ろな消費を繰り返すように仕組まれている

と見なくてないけません。

それがいわゆる情報リテラシーということなのだと

私は理解しています。

巷に溢れる情報に振り回されて

不安にかられ、恐怖におののき、

消費を繰り返しても

本当に心から満足することはありません。

むしろ、さらに不安や恐怖に陥っていきます。

本当に自分にとって必要な情報は、

意図して探して、探してたどり着くものかもしれません。

そういう意味では、ゆったりセラピーを学んでいる方々は

探して探して、あ、これだ、と

ゆったりセラピーにたどり着いてくださっている感じがします。

ありがとう！

さて、自分にとって必要な本当の情報は

探して探してたどり着く、とさっき書きましたが、

実は、身近にあって忘れ去られている中にも

あります。

それが、カラダの感覚です。

自分にとって一番身近で信頼できる情報源は

自身のカラダの感覚なのです。

でも、私たちは不幸にも長い時間をかけて

こんな風に教育されます；

自分自身の内側なんて空っぽで意味がなく、

価値あるものは全て外の世界にある

自分のカラダの感覚なんて、

取るに足らないもので信用できないばかりが

間違っているものだ

正しく必要な価値ある情報は、

常に外側からやってくる

こうした教育は、私たちから内的充足感を奪っていきます。

ゆったりセラピーは、（エサレンアプローチは）

触れることによって

唯一無二のカラダを感じ、その感覚を大切にすることで

内的な充足感がカラダ全体に広がることを

体験してもらうためのものなのだ、と

私が理解しています。

そのための触れ方をゆったりセラピーでは

一つ一つ丁寧に練習していきます。

そうした取り組みの中で、

施術者は、自身のカラダに向き合い、

新たなカラダの感覚や動きに自分自身を開いていきます。

それは、自身の中にある本当に必要な情報に

新たに出会っていく旅でもあります。

ゆったりセラピストの３番目の理念は、

「内的充足感を大切にします」

私たちゆったりセラピストは、触れられることによって、受け手の方が、内的充足感に満たされることを大切にします。唯一無二の存在としてこの世界に生まれてきたことを、祝福するために触れます。また、繰り返しそのことを思い出してもらえるように、触れていきます。