2019年2月21日木曜日

鎌田の個人セッションin 東京 
5月6日(月・祝)&7日(火)

2019年の心で触れるボディワーク本格コース
1月28日(月)、無事スタートして、充実感を感じています!
皆さんに熱心に学んでいただけること、
そして、 講座中のアセスメントや実技試験で受講生の方の
セッションを受けること、とても楽しみにしています。

今年は、もう一度、心で触れるボディワーク本格コースの
スタートがあります。現在、日程調整中ですが、
レベル1が、10月の初めの週当たり、になると思います。
レベル2は、年を越して1月末から2月初めにかけてなので
一年後くらいになりますね。

何事も早いペースで進む世の中ですが、
ゆったりセラピーなので、ゆったり、ゆっくり、じっくり進めたいと
思います。 ぜひ、ゆったり、ゆっくり、じっくり考えて
ご参加を検討していただけたらと思います。



さて、本格コースをお考えの方は特に
鎌田は実際どんなセッションをしているのだろう?
と思うと思います。

私が普段セッションを行っている岩手は花巻の
大沢温泉までいらしてくださる方もいらっしゃいますが、
東京で受けられないの?
と思う方もいらっしゃると思います。

そんな方のために年に2回くらい、東京での機会を設けています。

次回は、 5月6日(祝・月)&7日(火)を予定しています。
ご希望の方は、 下記の日程で行いますので
日時とお名前を明記の上、ご連絡ください。
タイトル 「東京セッション予約』でお願いいたします。

会場は、社)ゆったりセラピー協会の東京オフィスにもなっている
世田谷区梅ヶ丘の Charkha(ちゃるか)です。
小田急線梅ヶ丘駅から徒歩1分です。

==

【鎌田麻莉の 心で触れるボディワーク
(エサレン®︎ボディワーク)セッション 80分】


5月6日(祝・月)
 ① 10:30-   予約済み
   ② 13:00-  
   ③ 15:30-   予約済み
   ④ 18:00-

 5月7日(火)
 ⑥ 10:30-  
   ⑦ 13:00-   予約済み

料金は、18,000円(税込)を申し受けます。
お申し込み後に、銀行振込をお願いいたします。
お振込を持ってご予約完了となります。
ぜひ、この機会をご利用ください!!

お申し込み先メールアドレス amu☆esalenbodywork.jp
 *☆を@に変えてお送りください。
 *タイトルを「東京セッション予約」、
 本文にお名前、お電話番号、ご希望日時を明記してください。
 *会場や、お振込先等の詳細は、お申し込み後に折り返しご連絡いたします。


==

社)ゆったりセラピー協会の行う
3つの施術者トレーニングのうちのどれかを 受講し、
レポート提出・実技試験合格をクリアすれば、

ゆったりセラピスト®︎として認定されます。



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社)ゆったりセラピー協会の
施術者養成 3つのトレーニング


ゆったりセラピー基礎講座

心で触れるボディワーク本格コース

フェイス・ヒーリングコース




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 <心で触れるボディワーク無料TV講座>
   ー毎月一回中継 ー

詳しくはこちらから
http://bodyworkjp.org/kokofure-webseminar/


鎌田が行うゆったりセラピーのデモンストレーション

<ゆったりセラピー施術の要TV講座>
詳しくは、こちらから
http://bodyworkjp.org/kaname-webseminar/



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【書籍】

「~世界で愛される癒しのエサレンメソッド~

  心で触れるボディワーク」


詳しくは、こちらから
http://bodyworkjp.org/shoseki-kokofure/


また、上記の書籍に書ききれなかった

社会神経系については、


【「なぜ、顔なの?」メール講座】

に書いています。


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フェイス・ヒーリングコースに興味のある方は
まずは、このメール講座からおはじめください。


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2019年2月12日火曜日

自分の施術に値段をつける

うろ覚えのところもあるんですが、

私の東京デビュー(笑)、1998年のことでしたが、
南新宿のマンションの一室の間借りで始めるにあたって、
自分の施術につけた最初の値段は、
エサレンマッサージ75分(全身オイルトリートメント) 13,000円
(最初は、エサレンマッサージって言ってたんですね。
それから故あって2年後にエサレンボディワークと 改名。)

です。これを書いてみて多少びっくり。

実は、21年後の今、私は岩手県花巻市の大沢温泉 山水閣内の
サロン、リラクセーション水心(すいしん)で、
心で触れるボディワークワーク80分 13,000円で行っています。
ほぼ変わっていなかった。
(もちろん今は消費税があるのでお客様の支払金額は、14,040円ですけれど)


この最初の値段をつけるときに考えたのは、
私は、エサレンアプローチを日本にデビューさせる1番目の人になる、
ということでした。
ということは、私の価格が、これから後に続く人たちの
基準になる、 果たしてこれで良いか、ということでした。

なかなかプレッシャー感、高かったです。

このとき、参考にしたのは、
その当時、青山にできていたちょと贅沢感のあるリトリートサロンの価格。
また、東京都内では、わずかながら、アロマセラピーの
全身オイルトリートメントが出始めていました。
その価格帯は、12,000円ー15,000円だったかと思います。

また、横文字系の様々なボディワーク、
つまり米国から入ってきたソマティック系の
施術の料金もこの価格帯でした。
(もう少し高い価格もあったかもしれない。。。 )

私はあまり興味はありませんでしたが、
多分、スピリチュアル系の様々なセッションもこの価格帯だったかと思います。

それらを参考に決めたわけです。
何人かの方々に相談もしました。

一人のヘラーワークというボディワークのセッションを行っている方から
(実はこの方が私に東京でのスペースを提供してくださったのでしたが、)
エサレンをやるんだったら、その希少性から考えてももっと高くしてもいいのじゃないか、
2万円以上でも 全然高くないと思うよ、と。



でも私は、希少さを売りにする気は全くなくて、
私が、エサレンで学んだ触れ方の基本は、普遍的なものであり、
触れることを仕事とする人には、どうしても必要なもの、
学ぶべきものではないかという認識でした。

つまり、触れるコンセプトとして、手技のノウハウ云々ではなくて
それよりももっと奥にある、根源的なものを伝えたかったのです。
そしてそれは、誰にとっても人間であるからには重要なことであるという思いから、
だけれども、現代日本では失われている、と感じてもいたから、
どうしても普及させたかった。

だから、より一般的な価格で、
でも、クィックマッサージではない価格、

を選んだのですね。
今思い返すと、まあまあいい選択だったのではないかと思われます。

その後、21年の間に
様々なサロン運営を経験しましたが、
全身オイルトリートメントは基本的に
この価格で、そしてのちには
着衣のままで受けられる、いくつかの施術メニューを
この価格帯より安い価格で出しています。
そして、ゆったり整体に至っては、
それを初めて目にしたときには安い!と思った
10分間1,000円(30分以上の受付)で
岩手県は花巻市内で提供しています。

そして、現在は、たくさんリラクゼーションサロンができている現状で
それよりも安い価格が、どうやら一般的になっているわけです。


1泊5万円という高級温泉旅館内のサロンでは、
2万円台のメニューも展開しました。

 その時期には、都内の高級スパと目されるところは
一通りサービスを受けに行ってみましたが、
3万円以上の価格 を支払ってみると
施術の質の差に支払っているというよりは
設備の豪華さに仕方なく(笑)支払っているという感じでしたー



触れる、ということはシンプルなことです。
そのシンプルなことに値段をつけてそれを生業にしていくのです。

昨今は、起業のノウハウや集客のノウハウが
喧しく情報として提供されるようになりました。
でも、このところ、この価格・料金について考えているうちに
一番大切なのは、自分の施術に対する信頼感・自信、が
根本なのではと改めて思います。
そこをなおざりにして起業や集客のノウハウそ活かせるわけはないのですよね。

施術の質、触れることの質が、ジワリと滲み出て
お客様に長くご贔屓にしてもらえることが商売の基本ではないかと思います。
1、2年でどうこうと考えず、 少なくとも5、6年のレンジでプランしてほしいな。

そして、施術の腕は経験を積めば積むほど上がるから、
10年20年という単位で、自分のセラピスト人生を考えてもらいたいと思います。

もちろん、施術で身体を壊すなんてもってのほかです。


というわけで、施術でからだ育てができる 
ゆったりセラピーは、
習うと、いいのではないでしょうか。

というか、セラピストにとって必要なノウハウでもある、と思う。



さて、自分の施術に自分で価格を決めていくときに
大切なのはどんなことでしょう?

私は、「ビジョン」だと思います。

また、具体的なイマジネーションも大事ですね。

競合しているビジネスは何か、と探して
それをリサーチすることも欠かせません。

目先の1年2年のことをイメージするのではなくて
少なくとも5年後6年後、自分のサロンがどのように運営できているか
イメージを膨らませてみたらいいんじゃないかなー

そこから価格を導き出してみてください。

多少高い感じがしても、
高いのは、値引きできるけど、
やっっぱり安すぎた、と言って簡単に値上げできるものではないんだよね。

これまで、最初に安めの料金設定をしてしまって
やっているうちに少し自信が出てきたり、手間暇を経験して
やっぱり、もう少し あげたいとなって、
なかなか上げられない、という悩みは、これまでいっぱい聞いています。

でも、もちょっと安くても提供できるかな、
という選択ならやりやすいのです。

サロン運営という視点からは、高めの設定のメニューも
メニュー表に載せておくというのは重要な戦略だと思います。
いくつかの価格帯をメニュー表に載せて
自分のお客様がどの価格帯のものを最も選ぶのか
冷静にみていくことも大切です。
それによってメニュー構成や価格帯をじわりと変えていく工夫も必要です。

また、価格帯によって、ある一定の顧客層があることにも気づくでしょう。

GOOD LUCK!!!

私は、みんなが小さい商売をして成り立つ社会は
結構バランスのとれたいい社会になるのではと考えています。
なので、起業を特別なことと考える感じはないんですよね。
もちろん、これは自分の生育環境から得た価値観でもありますが。

誰もが小さい商売をして生きていると、
お互いに気遣い合い、礼節というものを考え守り、寛容さを学び、
倫理観を持ってコミュ二ティの中で助け合おうとすると思うのです。

それが、業をはげむということであり、
(レイキの五戒ということの中にもありますが、、)

そういうことが、幸せというものではないかと思うのです。

自分のやりたいことは何か、と考えすぎるのは
ある意味、罠でもあって、
自分が持って生まれた使命は何か、あるいは
自分に与えられた天命があるとすればそれは何か、と考えてみることも
幸福感や充実感を感じるには、
必要なことではないかと思うのです。

かくいう私は、エサレンアプローチを日本に伝えることが
自分の使命であると捉えて長年そこでやり続けてきました。
最近は、実は、 少しその気持ちに変化を感じます。
私が本当に伝えるべきことは、
「和の身体技法」であり、
”奪われたからだ”を取り戻すことではないか、
と いう気持ちが芽生えてきたのです。
そんな気持ちで毎日セッションを積み重ねるようになりました。
それが、私にとってのゆったりセラピーなんですね。

しかし、ここにたどり着くためには
日本を出て単身アメリカに渡り、エサレン研究所に出会い、
エサレンボディワークというものにコミットして
それを日本で実践することを模索する、という長年の行為が、
必要だったことは疑いありません。



さて。

セラピストとして生きることが
使命ではないか、と気づかれた皆さん、

ぜひ、ゆったりセラピストになって欲しいです。


前のブログも合わせて呼んでね。
「価格競争!?、価格破壊!? 」



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2019年1月27日日曜日

価格競争?!、そして価格破壊?!

私は、セラピストは雇われではなくて、
自営の方がいい仕事ができるのだろうなと思っています。

それを裏付けるかのように、とでもいうのか
業界を見渡すと施術業の報酬は、歩合が一般的のようですね。

自分で店を持たず、
どこかの店に所属したとしても雇用という形ではなく、
多くは、業務受託という形態で、報酬は出来高のみ、
つまり売り上げの何パーセントということが多いようです。
最低保証や、それに準じる形の時給などがあるところも
若干ある、という感じでしょうか。

大手の会社に所属して施術業するにしても
出来高のみの業務受託契約が一般的のようです。

なので、施術を生業にするということは
自営あるいは、半自営ってことになる 。
当然、確定申告なども自分で行うことになるし、
月々の報酬には、どうしても波が出てくるし、

もし、自宅サロンという形でもなんでも自分の店を持つとなると
最初の一年は、お客様が果たしていらしてくださるか、
というところからのスタートになりますよね。

サラリーマン家庭で育って
自身もサラリーマン生活を何年もした人にとっては
施術業で身を立てるというのは
貨幣価値というか、経済観念というかの
コペルニクス的大転換ではないかと思います。

かくいう私は、母親が床屋さんでした。
なので、日銭を稼いで、
毎日お客さんにありがとうございます、と頭を下げ、
その積み重ねで生活が成り立っていく。
しかもお客さんに触れ、自分の技術で満足してもらう。
そういうところは床屋さんとサロン稼業は似ています。
なので、感覚的に、良くも悪くもですが、
そうやって生きていくことのノウハウのようなものは
どこか、からだに染み付いているような気がします。



私の場合、エサレンでのトレーニングを終えてからの
30年近く様々な施術業の形態を経験しました。
今からそれをシェアして、
これから施術業で食べていこうと思っている人の
参考にしてもらえたらいいなと思うのですが、

床屋さんだった私の母親は、私によくこう言いました。

「サラリーマンになれ」

(「いいところに勤めるために、いい学校に行くんなら
自分がいっぱい働いて、惜しまないで行かせてあげるよ」
多分、私の母親は心の中でそう思っていたと思います。 )

自分で商売することの厳しさを身にしみていたのでしょう。

今日は来てくれたお客さんも
明日また来てくれるかわかりません。

また月々、決まった上がりがあるかどうかもわかりません。

サラリーマンになれば、毎月決まったお給料がもらえて
楽だろうなーと私の母親は思っていたのでしょう。

それに、私が育った、戦後の昭和の時代というのは、
世の中全体が、サラリーマン志向というか、
経済が右肩上がりで、一般的に会社勤めは
終身雇用で年功序列、安定したものだったと思います。

学校教育もサラリーマンにするための教育を一生懸命していた、
と思います。

平成の時代は様変わりしてしまいましたね。
サラリーマンといえども、安定していない
(サラリーマンという言葉も死語かもしれない。。)
いつ会社が倒産するか、わからない
労働条件もいわゆるブラック化していく傾向で、厳しい

学校教育だけが、時代が大きく変わろうとしているのに、
サラリーマンの大量生産化の方針を未だ変えようとしていない。

そして、施術業では、新しくセラピストと名乗る
自営・半自営の人たちが
出てきた。
(私もその一人で、セラピストの前に”ゆったり”をつけて、
みんなで一緒にやろうよ、と旗振りしているわけですが)

さて、私が、エサレンアプローチを日本に広めたいと
なんの縁故もない東京で施術を始めたのは、
 1998年頃だったと思います。

その時、自分の施術にどんな価格をつけたらいいのか
だいぶ悩みました。何しろほぼ前例がない状態だったので。
また、セラピストと名乗る人たちもほぼいなかった、と思うし、
自分も実はセラピストだと思っていなかったし、
名乗りもしなかったのですが、私としては
日本語としては、プラクティショナー(実践者)という言い方が
定着したらいいなと思っていました。

だから、エサレンボディワークプラクティショナー(な、長い)
と名乗っていたと思うのですが、
(最初は、エサレンマッサージプラクティショナーでしたね。)

やっとアロマセラピーの検定を行う団体ができたかできないかの頃。
それから、アロマセラピーは大きく広がり、
それとともにアロマセラピストという言い方も世の中に受け入れられていき、
”なんとかセラピスト”と名乗る人たちも増えていったと感じています。

エサレンアプローチを実践する人たちを”ゆったりセラピスト”と呼ぼうよ、
というのは、それに便乗しているわけですね。とはいえ、
日本語として、舌を噛みそうではなく、言いやすく
日本語の ゆったり  という響きがどこか愛嬌があって
いいじゃありませんか!!

気にいっているわけです。 (笑)
なので、協会(ゆったりセラピー協会)も作り、
「ゆったりセラピスト」を商標登録もして、
日々、ゆったりセラピスト®️の増殖に勤しんでいる昨今です。

ゆったりセラピストは、今では、こんなふうに言い換えてもいいのかなと思うのですが、

「和の身体技法を身につけた、リラクセーションの施術の専門家」

リラックスのもたらす、心身の健康維持の効用は
今後ますます認識されていくだろうし、
そこに貢献する、『触れること』の大切さももっと深く認識されていくとも思います。

時代の要請です。

そして、その質を実現するには、「和の身体技法」が必要である、
ということにも私たち、ゆったりセラピストは、だんだん理解を深めてきました。

さて、このブログのテーマは
「価格競争?!、そして価格破壊?!」でした。

実はここまでが前置きで本題はこれからです。
前置きがむちゃくちゃ長くなりましたが、

ちょうど、私が東京での施術(セッション)を始める1998年頃、
クィックマッサージと呼ばれる業態が流行り始めた時でした。
私は、自分の施術にどれくらいの価格をつけたらいいか
東京で色々リサーチをしていたので記憶に残っているのですが、
それが10分1000円でした。
その価格を目にした時、「安い!!!」と思いましたね。



それが、21年後の今日、どうなっているかというと
東京都内の繁華街の路面店で
30分、40分で、2000円代のところがざらに見受けられるようになりました。
つまり、10分1000円を大きく割り込んでいるのです。

私は、自分のからだ感覚的に、10分1000円を割り込むと
施術業で食べていくのは難しい感じがするんです。
10分1000円という基準は、
施術で食べていくギリギリの下のラインて感じなんですよね。

なので、こういうところで働いている施術者は大丈夫なのかしらん?
と心配になるのでした。しかも業務受託だから全額が自分の懐に
入ってくるわけではなく、歩合はどれくらいのものなのだろう、
食べていけるのしらん?と思うのでした。

もちろん、多分、ですが、こういうところで働く施術者は
長時間店にいて、できる限り数をこなす
ということでやっていっているんだろうなと思います。

そして、こういう東京のど真ん中の繁華街では、
ボディケア系の店もどうも乱立気味で
仕事帰りのサラリーマンを安さで誘っている感じ。
仕事の憂さを居酒屋で一杯やって晴らすか、
それとも、今日はボディケア行って晴らすか、
の選択を迫っているような。

何を自分の商売の競合と考えるかは重要ですよね。
クイックマッサージとして、10分1000円で始まった業態は、
今や、居酒屋さんを競合として価格競争をやっている、
というように見えました。
その結果、施術業としては価格破壊、と言えるような状況になっている。

私は、施術者にとっても利用者にとっても
不利益な 施術そのものの質の低下 ということが
こうした価格破壊のもと、常態化しているのではないかと思います。

こういう現実が、エサレンアプローチを日本に広めたいと考えた私と
私の施術業商売にどういう関係があるのか、
ということなんですが、私は全然関係ないよ、
とは考えないのです。
ジワリ、見えないところで影響を受けると思うのです。

さて、そんなところから話を始めて、これから少し、
自分の施術の価格を自分でどうやって決めていくか、にまつわることを
私の体験をシェアしながら、書いてみたいと思います。

次のブログもぜひ読んでね。
「自分の施術に値段をつける」


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2019年1月15日火曜日

秒速5センチの、「十分なゆっくりさ」

山口創(やまぐちはじめ)先生が 、著書「皮膚感覚の不思議」の中で 遅速C繊維について言及しておられます。

 私たちの皮膚に存在する感覚受容器の中で、 ゆっくりと触れられた時にだけ反応する神経線維があるというのです。



進化の過程で私たちの知覚神経は、 より速く伝わるように進化してきた、と考えられています。 つまり、そのことにより、 より状況に素早く反応、対応でき、 生存に関わるリスクを回避し、 またより良いコミュニケーションを維持できる というわけですね。

だから、ゆっくり触れられた時にだけ反応する、 遅速C繊維は、進化に取り残された 古い神経繊維で、神経系が発達すればするほどその役割を失い、 やがて進化の過程で消えていくものだと 考えられていたわけです。ところが実は、どうも重要な役割を果たしてているらしい ということがわかってきたのです。むしろ、その重要な役割のために進化の過程で残された、とも言えるのです。

ゆっくりと触れられると、 遅速C繊維が反応し、 他の触覚刺激とは違った神経ルートを通って ”ゆっくりと”大脳皮質に伝わり、 しかも広範囲が活性化するのだ そうです。

実は通常の触覚刺激は、 ”速く”伝えるための神経ルートを 、より素早く伝わるように、 得られた刺激(情報)量を適度に削ぎ落として 伝達されていくらしいのです。
感覚の自動的な取捨選択、というか、神経細胞が伝えるべき情報を選ぶということが起こるんですね。。。

これが、識別感覚系と呼ばれる神経伝達ルートなのです。

識別感覚系では、多分、生存本能にとってこれは重要というような 感覚だけがピックアップされるのだろうと思います。そして、その刺激の起こった場所に対応した、大脳皮質の限られた部分だけを 活性化させ、認知や判断という処理をより”素早く”するのですね。

この神経ルートが作動するとき、私たちの意識は、外側に向くのではないでしょうか。私自身の体験から、なんとなくそんな風に感じています。



一方、ゆっくりと触れられる刺激は 、細分化されていない未発達と考えられる別ルートをゆっくりと伝わって、結果的に 大脳皮質全般を活性化させるといいます。

この伝達ルートは、原始感覚系と呼ばれます。

ゆっくりと触れられる刺激は、 遅速C繊維によって捉えられ、原始感覚系を通ってあちこち寄り道しながら、結果、ゆっくりと大脳皮質に到達し、 知覚情報としての速度や精度は落ちているともいえますが、 その代わり、大脳皮質全般が活性化され、「情動」が喚起されるというのです。

情動とは、「快」「不快」です。

快とは、心地よさであり、
愛と安らぎの感情であり、
統合的で、自己肯定的な、自己認知だと
私は捉えます。

ここがとても重要で、こうした経緯で、副交感神経系のスイッチがオンになる、 というのは、なるほど、と頷けます。

セラピストは、つまり、この「快」の引き金を引かなくてはならない、
と私は考えるのです。

そして、この原始感覚系という神経ルートが作動する時、私たちの意識は、内側に向くのではないでしょうか。





 遅速C線維が反応するゆっくりさは、 秒速5センチと言われています。

セラピストの皆さん、いかがですか?

私は、ゆったりセラピー協会のコースの受講生のセッションをモデルで受ける機会も多いのですが、 流石に彼らは、だいぶ、ゆっくりです。 でも、大概は、もう少しゆっくりだと もっと気持ちいいんだけどなーと感じることが多いのです。

そこで、そういうふうにフィードバックして、”ゆっくり触れる”ことにさらに取り組んでもらいます。

ゆっくり触れる、ということは 大変シンプルなことに思えます。 そうしようと思えば、 すぐにできそうなものです。でも、実際にはそうではないんですね。

原始感覚系が作動する十分なゆっくりさ、
秒速5センチが
「快 」の引き金を引くのです。

思考が止み、太古の感覚に還る時、
私たちの内側で
何が起こるのか、ということなのです。



前のブログ記事と合わせてお読みください。

ゆっくり触れると・・・
〜セラピストの寄って立つところ



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2019年1月8日火曜日

ゆっくり触れると・・・
〜セラピストの寄って立つところ

”人がリラックスしている”状態というのは、
思うよりも複雑な要素で成り立っています。

常に緊張を抱えている人、というのは案外多いんですよね。
それは、温泉サロンで施術をしていると身にしみて感じます。

温泉、という場に、わざわざいらしている、ということは、”リラックスしていい”場所に
自分で足を運んでいるはずなんですが、何らかの緊張を手放すことができずにいる。

慢性的な心身の緊張状態を引きずり、十分にリラックスできないのです。

もちろん、だから、(それを自覚しているいないに関わらず、)サロンにいらしていただいていると思います。

一般的に施術者が、躍起になってほぐそうとする筋肉のコリも、そうした心身の慢性的な緊張の現れだと認識していく必要が、私はあると思います。



 さて、私たちの心身は、リラックスしている時に副交感神経系が活性化し、休養・回復モードとなり、メンテナンスされるのでしたね。

では、緊張状態、とはどういった理解が必要でしょうか。

生存本能に従って、生命維持という大命題のために私たちのからだは、あらゆる”危険を察知”し自動的にそれに対応するようにセットされます。

これが”緊張状態”であり、交感神経系のスイッチがオン、の状態なんですね。

交感神経系のスイッチが、生物本能的に自動で瞬時に入るのに比べ、副交感神経系のスイッチがオンの状態というのは、”社会的に学ぶ”ものなんです。つまり、リラックス、とは学んでいくものであり、学ばないと手に入れられない、と理解しなければなりません。実は、ここがボディワークなんですよ。

学ぶ、というとあたかも知識を得ていくことのように思われる方もいらっしゃると思いますが、ここでいう 学ぶ、とは、ボディランゲージというか、自分自身の内側の感覚に気づくというか、言葉以前のからだに刻み込んでいく学びというか、からだで覚えるというか、そういうレベルの「学ぶ」です。

実は私たちは、この「学び」を十全に行うために、わざわざ未熟な状態で生まれてくるように進化したのです。群れを作り、社会を構成するために有用な神経系を発達させるためでした。
生き残るために、より頑健な肉体に進化していくことよりも、それらを手放すことで、神経系に刻まれた高度なコミュニケーション能力によって社会化し、安心と安全を確保することを選んだのです。(正確には、その種が偶然にも最終的に人類として生き残ったというわけですね。肉体強靭派は早い時期に絶滅してしまったらしいのです。。)


世界がどのように安全で安心できるものなのか

私たちは、赤ん坊の時に、お世話をしてくれる大人から(多くは、母親だと思いますが、)そのタッチや声音、表情や空気感から学びます。

この学びは、神経的な刷り込みとなっていきます。つまり、反射的な神経反応になっていくのです。そしてこれらのコミュニケーションに関わる神経反応は、その個人の生育環境から、言葉以前にからだで学んで得ていく、その人特有の”固有”の神経反応になるのです。

(これが、私が、ポージェス博士のポリ・ヴェーガル理論 (多層または多重迷走神経論)から得た認識なんです。邦訳が去年出版されていますが、実はまだ読んでいないのですよ。違っているところがあったら、指摘していただけるとありがたいです。)



”リラックスしていいかどうか、実際にどのようにリラックスするか”は、まだ言葉を習得する以前にからだで学び、その頃に設定された社会神経反応に左右された、その人固有のの社会環境(=家族環境)からの学びの結果です。

このことは、のちに大人になったその人の社会生活を決定づけます。つまり、コミュニケーションのあり方、リラックスのあり方を無意識レベルで左右するのです。

ある人にとってはリラックスできる状況がある人にとってはそうでなはい、ということが起こりますし、リラックス、というのは、繊細で複雑な心身の神経反応であり、同時に社会的であり統合的なものなのです。

そして、リラックスは、私たちが心身を健康に維持していくために絶対的に、かつ定期的に保持されなくてはならない心身にとって必要な状態であり、「社会」(=コミュニケーション)を健全に維持していくための要でもあります。

だけど、多くの人が十分”リラックス”できないために、様々な心身の問題を抱えていくのです。それは、大人になって、リラックスを再度学ぶ、健全な機会があまりにも少ないからです。飲酒や、喫煙や、その他の何らかの依存状態が、リラックスの代替になっていることが多いわけですが、健康や関係性を損なうリスクが付きまといますし、実際にそのリスクに直面している人も多いでしょう。

緊張状態は、日々の生活の中で波のように、時には嵐のように繰り返しやってきますが、それは生物本能的にそのようにからだがセットされているからです。”緊張”は、生き残るための反応なのです。そしてその反面、その緊張を解きリラックスする方法を、私たちは、意図的に学ぶ(=体験する)必要があり、それを実践する必要があります。そうでないと心身のバランスを保つことができず、リラックスを”繰り返し”実践しない限り、心身は疲弊してしまうのです。

加えて現代社会は、物と情報の大量消費を前提とし、環境破壊的で、人工的に緊張状態を生み出す方向性に溢れています。

我々セラピストは、ここを出発点とするべきだと、私は常々考えています。




リラックスは、副交感神経系のスイッチがオンになってもたらされる心身の状態でしたね。そしてそれが心身の休養と回復、メンテナンスを促し、さらには自然治癒力の発動を促すのです。

だけど、同時にリラックスは、固有に刷り込まれた(学んだ)社会的神経反応に左右され、複雑で繊細な、その人その人の独自の機構なのです。


では、我々セラピストは、どのように、
どの人の”リラックス”(副交感神経系)スイッチも
確実に”オン”にできる技を使えるのでしょう?


そのことへの答えを今から述べましょう。


人は、触れられる、という体験がいつでも安心で安全な体験であったとは限りません。触れられることで、逆に緊張してしまう人も、実は、たくさんいることを私は長年の施術の体験から学んでいます。

それは、今日述べたような言葉以前にからだに刻まれる、社会的神経反応のなせることです。リラックスは、本人さえも気づかない無意識レベルに沈んだ、からだの引き金(神経反応)に操作されるのです。

だけど、私の経験から、ほぼ100パーセントの人に有効と思われる、確実な、リラックスを引き出す、触れる技があります。

それが、「ゆっくり触れる」ということなんですね。

これが、エサレンアプローチの実践で私が学び、30年という歳月をかけて自身を鍛錬してきたことでした。


シンプルすぎて

だからそれが何~?!

と思われる方も多いでしょう。


でも、ゆっくり触れる、ということは施術者にとってそんなに簡単ことではありません。我々セラピストは触れる時、普段のパターン化した自身の心身の使い方から”素早く”触れがちなのです。そのことにより、クライアントのリラックススイッチ(副交感神経神経活性スイッチ)を、十全にオンにすることができない、ということが起こります。

そこから一歩出て、新しく学び、身につけた身体技法を使って、十分に”ゆっくりと”クライアントに触れる必要があります。

そのことにより、クライアントの副交感神経系を確実に作動させ、深いリラックスへとガイドすることができるのです。

これは、 ゆったりセラピー協会で行なった実証実験でも示されたことでした。

 ゆったりセラピー協会で行なった実証実験
2014年秋に行われた、ゆったりセラピーを受けた場合と、
通常のいわゆる揉みほぐしの施術を受けた場合の
自律神経系の数値の違いについての、実証実験の結果報告。
桜美林大学の山口創教授に分析していただきました。
山口先生には、実験の組み立てから機器の提供など、
実験の全般にわたってご協力いただきました。
(2015年2月11日開催のゆったりセラピー研究会からの映像。
音声が聞き取りにくいですが、ご容赦ください)


リラックス=リラクセーションまたはリラクゼーションとは、

脳神経系のリセット効果を生み、だから、筋肉のコリも解消する、そうした順番で捉える必要があると私は考えています。

施術者が、外側からコリに働きかけてなんとかほぐそうと、あれこれ触れるのとは全く違った効果が、エサレンアプローチの求めるところであり、それを十全に生かす施術の体系が、ゆったりセラピーです。

加えて、施術者が、身につけた身体技法と技で、ゆっくり触れる時、同時に自身もゆっくりと触れられる体験をすることになリます。こうして施術者自身のリラックススイッチ(副交感神経スイッチ)も作動し、自身の心身のメンテナンスも同時進行でなされるのです。

このように、ゆったりセラピーでは、セラピーの双方向性と相乗効果が生み出されていきます。

これが、ゆったりセラピーの特徴であり、その身体技法が、”和の身体技法”です。

同手同足で手を差し伸べ、すり足で動き、寄りかかり、返しを捉え、さらに手のひらを柔らかく使って、クライアントのからだにどこまでも寄り添っていく、深部組織を感覚し触れていく。このようにして、クライアントに安心安全を再体験してもらう。リラックスを味わってもらう。そして、慢性化している緊張状態から、自ら解放される。

コリは内側から、解けて軽くなっていくものです。

そこを目指し、そこに寄って立つ、セラピストでありたいと思います。



ゆっくりと触れる、とき、もう一つ、注目しておきたい神経生理があります。


それは、ゆっくりと触れられた時だけに作動する、「遅速C繊維」と呼ばれる神経繊維の存在です。ここまでで十分に長くなってしまったのでページを変えて、それについては述べますね。

 次ページはこちら
秒速5センチの、「十分なゆっくりさ」



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【書籍】

「~世界で愛される癒しのエサレンメソッド~

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また、上記の書籍に書ききれなかった

社会神経系については、


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2018年10月26日金曜日

「存在感」 の源は、触覚

【足の裏の接触感を失うと(忘れると)心身はとても不安定になります。】


接触感覚が何もなくても、この世に存在できるかというと、というか、
接触感覚がもし何も無くなってしまったら、
実のところ、生きているのか死んでいるのか分かりません。

「身体」はどこかに消え失せてしまったかのようでしょう。



触覚、皮膚感覚は自己の存在を確認するためには、不可欠のものです。いや、立ち上がって、どこにも触れていなくても大丈夫、自分自身を確認できるよ、と言うかもしれません。

でも足の裏はどうでしょうか?
地面に、接しています。

仮に宇宙空間にいるとして、重力から離れて宙に浮いているとしても、皮膚は宇宙服の質感を感じていることでしょう。

この触覚、接触感が、自己の存在感「自分がここに居る」と感じる源です。



足の裏の接触感を簡単に忘れられるのが、現代社会の特徴だといえるでしょう。たくさんの情報が、皮膚感覚をともなうことなく脳細胞に侵入してきます。日常生活を維持するために足腰を使うこともとても少なくなりました。

スイッチひとつ、クリックひとつで物事が進んでいきます。

足の裏の接触感を失うと(忘れると)
心身はとても不安定になります。

逆に足の裏の接触感に意識を向けると
心が落ち着くのに気がつくでしょう。



寄り添う触れ方の技法講座では、
この足の裏の接触感に意識を向けることからスタートします。

まさに、我々はいつでも重力の作用により地球によって触れられています。その触れられている感覚が安心感の源だと言っても過言ではないと 私は常々思っています。

ゆったりセラピーの施術では意図的に足の裏を触れていきます。
なぜなら、足の裏の接触感は、自己の存在が安定したものだと感じるための最初の拠り所だからです。



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2018年9月29日土曜日

感じるからだ、感じないからだ

「感じる人と、感じない人というのがあって

自分は感じない人だと思っていた」

とよしこさんは言います。


”よしこさん”とは、現在、ゆったりセラピーインストラクーとして
ゆったりセラピー基礎講座を東京都内や
千葉、船橋の自宅サロンで精力的に開催している
角田よしこさんのこと。



彼女は、震災の年、心で触れるボディワーク本格コースを終了後、
私が当時、花巻市内で開いていた温泉サロン2カ所で
セッションをしてくれる委託スタッフに応募した。
7年前のこと。

翌年、2012年春、彼女は、フリーランスで行っていた
マーケティングリサーチャーという専門職をひとまず畳んで、
ボディワーカー修業するために花巻にやってきたわけです。

折しもその時、
私は、花巻市の街中にもう一軒、店を開いたばかりで
そこで行う着衣の施術、その時はまだ
ゆったりセラピーという呼び名はなかったけど、
それをこなす、地元スタッフの養成に取り組んでいました。

彼女は、図らずもそのトレーニングに同席します。

できる限り、短期間で基本の手技を身につけて
全身オイルトリートメントを除いた
一通りのサロンメニューをこなせるようになってサロンデビューする

そのクラスメンバーは、そういうミッションを抱えていました。

このクラスが、現在の 社)ゆったりセラピー協会の

ゆったりセラピー基礎講座の土台になりました。

何回か回数を重ねていくトレーニングの中で
その内容は吟味され、

手のひらの力を抜くということが
”感じる”ためには決定的に必要で、

そのために、どんなからだの使い方が重要で、
そしてそれが実現されると
タッチの柔らかさや深さや強さが増し、
触れることの質が上がることが明確になっていきました。

よしこさんは、
からだの使い方にさえ気がつけば、

その瞬間に

感じる手 に変わる、ということを自身が体験するのです。

そして、


「私は、感じない人ではなかった、
 ただ、感じることを閉じ込めていただけだった」


ということにも気がつくのです。

その時、タッチの質は劇的に変化します。

そして、その変化は、触れられる側にも明確に感じられるのです。

それは、感じるからだ、というものが

触れる側にも触れられる側にも
開かれる瞬間だと言っていいのかもしれません。

 

よしこさんは、花巻で一年半、セラピストとして修業した後、
自宅のある千葉の船橋に戻り、サロンを開くとともに
今度はゆったりセラピー協会の最初の年のプログラムに参画することにもなり、
マーケティングリサーチャーとしての専門スキルを使って
ゆったりセラピー基礎講座のテキストをまとめあげてくれ、
そして自身が、ゆったりセラピーインストラクターになりました。

今度は自分が味わった感動を
認定インストラクターとして
受講生の皆さんに提供する側になったのです。

先日、心で触れるボディワーク無料TV講座の一環として
私は、よしこさんの自宅サロン スペース道草 を訪問し、
ゆったり整体の施術を受け、
その後、「ゆったりセラピーってなあに?」のテーマで
彼女と語り、それをライブ中継しました。

その録画がこちらです。(1時間ほど)

 ==

【心で触れるボディワーク無料TV講座】
2018年9月25日(火)午後4時〜5時 「ゆったりセラピーってなあに?」
千葉県船橋市、スペース道草から。
現在精力的にゆったりセラピー基礎講座を教えている、ゆったりセラピーインストラクターの角田よしこさんのサロンを鎌田が訪ねます。施術も受けて、その後、中継します。
全く別の分野から、ボディワークを学び、それを仕事とするまでの角田さんの軌跡や、
現在の想いなどをざっくばらんに語ってもらいながら、「ゆったりセラピーってなあに?」を探って行きます。

==


さて、よしこさんは、
自分を”感じない”人だと思っていたわけですが、

そうではなく、感じることができない
からだの使い方を身に付けていただけなんです。

そのことは、よしこさんの責任ではありません。

ということを私は強調しておきたいのです。

私は、エサレンの資格認定コースも含めて
長いこと施術者トレーニングに関わっていますが、
実は、ほとんどの受講生が、
感じることのできる、からだの使い方とは
”真逆”のからだの使い方をすでに身につけて
トレーニングにやってきます。

そう、よしこさんと同じなのです。

そのことに、私は徐々に気がついていて、
静かに密かに驚愕しました。

まさか、そんなことはあるまい、と。

私たちは、いわば ”感じないからだ” を
歴史的に、公的な教育の一環として
「綿密に」 学ぶのです。

否、学ばされ、身につけるのです。

それは、政治が変わろうとも支配体制が変わろうとも
日本の風土の中で、一般庶民が連綿として受け継いできた生活文化、
そしてそれを支える からだの文化が意図的に奪われた、

ということなのだと思います。

それはちょうど150年前、
脱亜入欧、富国強兵を掲げた明治維新から始まり
73年前の敗戦により、その後、
一層徹底されたのではないでしょうか。


この ”奪われ”たからだ について、
一年ほど前にも書いていましたので
興味のある方は是非お読みください。


 ”奪われた”からだ (心で触れる研鑽会ーゆったりセラピー研究ー)
https://blog.esalenbodywork.jp/2017/07/blog-post_11.html


==

ゆったりセラピーの隠されたミッションは、


奪われたからだを取り戻す、
ということなのかもしれません。


とすれば、

ゆったりセラピスト®️とは、

奪われたからだをまずは自身が取り戻し、
施術者として、触れることの質と真実を探求する人なのです。


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【書籍】

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  心で触れるボディワーク」


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また、上記の書籍に書ききれなかった

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