「和のカラダ」のはじまり #1 プロローグ

和のカラダレッスンが、じわりと進んできています。
とはいえ、アップが追いついていないので、
みなさんが、実際にそれらを目にするのは、もうちょっと後になると思うのですが、
ここで、「和のカラダ」のはじまりということを考えておこうという気持ちになりました。

私が和のカラダと呼んで、伝えていく必要がある、と考えるカラダの使い方、バランスの取り方の基本は一体いつから行われているのか、という歴史的な、考古学的な?探求です。

それらは、ゆったりセラピーの施術に必要不可欠というばかりではなく、少なくとも施術を行う全ての人にとっては普遍的なことであろうと考えています。実のところ、直立二足歩行というスタイルを選んだ現人類と、加えて、のちに、1万4千年という世界史的に最長の戦いのない時代を築いた縄文人と呼ばれる人々へと思いを馳せると、今私の思う、和のカラダの使い方は人類全体にとって普遍的なものではないか、と考えてしまうのですよね。そして、それはここ数十年で急速に失われているのです。これは、私の施術の体験と施術を教える、という体験から明らかであることなのです。

当たらなければならない資料も多いので
まだまだ道半ばなのですが、現時点で、こう
という私の考えをまとめておこうと思うのです。

これまでもいくつか「和のカラダ」についての投稿をしています。

「和のカラダ」を取り戻す 2021/ 10/29
https://blog.esalenbodywork.jp/2021/10/blog-post_29.html

「和のカラダ」ってなあに? 2021/8/15
https://blog.esalenbodywork.jp/2021/08/blog-post.html


そもそも、なんでアメリカはカリフォルニアのエサレン研究所で生まれた「エサレンアプローチ」を伝えるとか言ってたのに、なんで「和のカラダ」な訳?

ということがあると思います。
私自身もそうかー、ここまできたか、と感慨深いです。
今から30年以上前に、若かりし頃、ですが、単身アメリカに渡り
なぜか、エサレン研究所にたどり着き、エサレンボディワークを学んだ、というところからの出発なのですが、その時は、もう日本に私のいる場所はない、ずっとアメリカでなんとか生きていこうと思ってたところからのエサレン研究所行きだったです。

が、エサレンでトレーニングを受けている間に、私の内面が変化して
そうか、これ(=エサレンボディワーク)を使って日本で生きていけるかもという気持ちになったのですね。エサレンってすごいものを日本に伝えてやろうなんて感じではなく、これをやって私は日本で生きていきたいなってすごくシンプルに思ったのでした。

とはいえ、5年間のアメリカでの生活に区切りを付けて 1992年に実家のある岩手県花巻市に戻った時、どうやって、エサレンボディワークを仕事として実践していくのか、具体的なプランや、理解や支援してくれる人もなく、まずは、このオイルを使ったリラクゼーショントリートメントの良さを一人でも多くの人に実感してもらえれば、わかってもらえる、はず、たぶん。

ってことしか思ってなかったなぁ。

ま、そして思い返すにアメリカかぶれだったと思います。恥ずかしいなぁ。父親に「あなたはこうだよね」みたいな言い方をした時に、「親に向かって”あなた”とはなんて言い草だ!」と激怒していたことを思い出します。ちなみに私はアメリカ留学とかというかっこいい感じではなく、家出して、ニューヨークに流れ着いた、ってことで、エサレン研究所に行ったのはそれからの紆余曲折でそうなったのです。

父親にとっては、家出した娘が、”アメリカかぶれ”になって帰ってきて、なんだか訳のわからんものをやろうとしているけど、そんなことは絶対、無理、みたいな感じだったでしょう。ま、実際、「無理だんべ」って言ってたな。

父は、昭和一桁生まれで、15歳で敗戦を迎えています。1寸ばかり背が足りなくて、特攻隊に落ちたと繰り返し言っていました。軍国教育を受けた軍国少年だったが、それから一転、黒塗りの教科書でそれまで受けた教育がすっかり否定されたと想像します。占領軍としてやってきたアメリカを10代の柔らかい心がどのように受け止めたのか、と思うと痛みと悲しみが湧き上がってきます。

さて私は、1992年に日本に戻り、たったひとりの始まりが、今では数十人の仲間に恵まれて続けており、アメリカのー、とか、エサレン研究所のー、とか、心理学がー、とか、ボディワークがー、とか、ソマティクスがー、とか、言ってたはずが、なぜかゆったりセラピーとなり、「和のカラダ」とか言ってる。これはどういう訳なのだ?

エサレン研究所についてや、エサレンボディワークについて、そしてゆったりセラピーについては、できるかぎり分かりやすく網羅的に記述した本を出しているので興味のある方は、ぜひそちらを読んでいただければと思います。

書籍〜世界で愛される癒しのエサレンメソッド〜
心で触れるボディワーク 

 

<鎌田麻莉プロフィール>
エサレン®ボディワーク(全身オイルトリートメント)の日本の草分け的存在。1987年単身米国に渡り、それから5年、ニューヨーク市に住む。その間、気功、太極拳、ヨガ、チベット仏教に出会い、西洋文化の中で東洋の哲学と身体技法を学ぶこととなった。また、台湾人鍼医の日本人顧客向け通訳としてアシスタントを務め、同時に経絡・鍼灸・漢方処方を学ぶ。その後、ナチュラル・ヒーリングを志して、1990年1月にカリフォルニア州エサレン研究所の集中トレーニングを終了、同年認定。ボディワーカーとしてのキャリアをスタートさせた。1992年に帰国し、日本でのエサレンボディワークの実践をスタート。 1999年-2007年、日本で初めてエサレン®ボディワーク資格認定コースを主宰。「エサレン」の名を日本に広めた。2008年より、心で触れるボディワークスクールを開校、自身で教え始める。震災をきっかけとして2011年より、エサレンのアプローチを着衣のままで受けることのできる「ゆったり整体」の研究開発に着手、それまでの施術者としての経験を「ゆったりセラピー」としてまとめあげた。2013年、社)ゆったりセラピー協会を設立し、セラピストの育成とともに認定講師の養成に注力し、エサレンメソッドを日本の風土と文化に見合う形での普及に取り組む。和のカラダを提唱する。 現在、岩手県花巻市在住、温泉サロン・リラクセーション水心及び、町中サロン・ゆったりサロン絆で、ゆったり®️セラピスト続行中。スクールも花巻にある。

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