ゆったりセラピーの効果(徳吉 敏江)

ゆったりセラピスト日記

リレー44<岩手県> 徳吉 敏江 とくよし としえ  2025年12月1日

 

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徳吉敏江(岩手県遠野市 ゆったり空間「ふうぅ」)

はじめて、「ゆったりセラピー」のセッションを受けたときのこと、
からだがほがらかに笑っているのがわかった、その瞬間。
今も、あの感覚をなんども反芻しているのです。

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わたしよりもはるかな
懐かしいものはひとりでに
それはどこからともなく顕われて
この身を超え出るとき
どうしてだろう
ほがらかに小さく笑った
わたしは笑っていたのだ
なにかを感じたのではなく
そこにはなにごともないのに
わたしは生きていた
生まれたのかもしれない
          内藤礼『祝福』
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セラピストになって早3年。
今年は、ゆったりセラピーの効果を自分でも実感したいために、セッションを月に一度のペースで受けることを続けています。今日も、盛岡の「Wellness Space いと」でセラピストの池野智子さんから「ゆったり整体」60分のセッションを受けてきました。

ベッドに横たわり、ゆっくりと全身を温かい手が優しく触れながら滑っていくのを感じ、大切に触れられているということに心から安心し、私は全てを委ねていきます。「寄りかかり」という技法で、重力をからだ全体につなげながら筋肉に働きかけて奥の方まで届くのを感じていると、自然にその動きは「ゆっくり」となります。触れるー触れられるという境界が曖昧になり、重力とからだから生まれるダンスのようなリズムが立ち現れ、やがて、抗うことのできない眠気を誘います。その時の深い眠りが芯から癒しをもたらしてくれるのです。

終わって車で帰る道すがら、緩んで軽くなった体でほかほかしながら晩秋の紅葉、夕日の空の朱色の彩りが刻々と変化するのを眺めて幸せな気持ちで運転しました。体が整うと、心配していたことも小さく感じられ、心も軽やかになるということを、ゆったりセラピーを通して何度も経験しているうちに、自分の体に信頼も芽生えてきたように思います。

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「触れる」、ということの不思議。
人と人が触れ合う、それは、人が生きている大地、全てにつながっているからこそ起こる生命の不思議。内側が整うと、外への働きかけもバランスをとりやすくなり、温かな関係性を育むというよい循環が生まれてくるのかもしれません。

これからも「ゆったりセラピー」の「触れる」ということを通して、健やかさが広がり、日々の暮らしの豊かさに感謝できるような世界を願ってゆっくり歩んでいこうと思います。

Toshie Tokuyoshi
toshierubia@gmail.com
Photo by Kei Fukuda

ゆったりセラピスト 徳吉 敏江

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